- 2017-6-25
- おすすめ記事, オンライン自習室関連, 勉強の集中力をアップさせるテクニック, 受験勉強で賢く休憩するコツ
こんにちは、中西です。
勉強の生産性に大きな影響を与えるポイン
トの一つに「切り替え」があります。
「切り替え」というのは、その名の通り、
「勉強から休憩」「休憩から勉強」に移行
することを指します。
この切り替えには上手い人と下手な人がいて、
切り替えが下手な人というのは、
非常に大きな時間を無駄にすることが
少なくありません。
逆に切り替えが上手い人というのは、
メリハリの効いた時間の使い方ができ、
あまりストレスをためずに勉強を続ける
ことが可能になります。
では切り替えが上手い人になるには
どうしたらいいのでしょうか?
なんとなく切り替えの上手い下手というのは、
気持ちが強い人と弱い人の違いのような
イメージを持ってしまいそうになりますが、
切り替えが下手だと自覚している人は、あまり
精神面にフォーカスを当てないほうがいい
と私は考えます。
精神面で切り替え上手になろうとするのではなく、
「切り替えが上手くなるための具体的な仕組み」
を考える方が得策です。
その中でも一番確実で効果が高いのは、
1、キッチンタイマーを利用して休憩をすることです。
キッチンタイマーで休憩したい時間を
セットしてスタートボタンを押すだけで
その時点からカウントダウンが始まります。
時間が来たらアラームが鳴りますので、
自分が決めた休憩時間が終わったことを
嫌でも意識せざるを得ません。
この「いやでも意識せざるを得なくなる」と
いうのが重要で、心の中で「何分間休憩し
よう」と思ってるだけでは、時間が来ても
「まあいいか」と思いやすいわけですね。
それを避けるためには、わかりやすく
知らせてくれる、キッチンタイマー
のようなアラームが鳴る仕組みを導入する
ことで、精神面での切り替えに依存しなく
てもよくなります。
さらに確実性を期すためにもう一つ保険を
かけておくなら、キッチンタイマーで時間
を設定すると同時に
2、手元のメモ用紙などに
「休憩は〇分間!」「休憩は何時何分まで」
といった形で、自分が今からいつまで休憩するか
を紙に書くこと
です。
ポストイット(付せん)に書いて、それを
キッチンタイマーや机の目立つところに
貼っておいてもいいでしょう。
3、さらにダメ押しで確実に「切り替え」を遂行するなら、
「何時何分まで休憩する」と家族に伝える
ことです。
「今から何時何分まで休憩するから。
時間が来たら勉強に戻るし。」
という形で家族に自分の休憩時間を
具体的に伝えるわけですね。
こうすると嫌でも勉強机に戻らざるを得なくなります。
1、キッチンタイマーで休憩時間の設定
2、休憩時間のメモ
3、休憩時間の宣言
…この三つから導入する数が多いほど
切り替えの確実性が高まります。
また切り替えの注意点を一つ言うと、
休憩のやり方にはいろんな方法がありますが、
「勉強に戻りづらい休憩」というものも
ありますのでそういった
自分の意思でコントロールしづらい休憩
はリスクが高いのでできるだけ避ける
ほうががいいでしょう。
それがどんな休憩かは人による部分もありますが、
一般的によくあるパターンで言うと、
「テレビの視聴」はコントロールしにくい
休憩といえますね。
要するに、多くの人はテレビを見てる途中で
勉強には戻りづらいわけです。
テレビと似たものでYouTube があります。
YouTube はデータによると
動画の長さは平均4分程度なので、
テレビよりは短い時間で終わる場合が
多いですが、
実際のところは、YouTube の動画1個1個は
短い時間でも、見出したら連鎖的に止まらな
くなる人も少なくありませんので、
YouTubeでは切り替えが難しいという人は
休憩中のYouTubeも避けたほうがいいでしょう。
なお、本日募集を終了しますが、
オンライン自習室には、何度かお伝えした通り、
自分の「目標」や「ちょっとしたタスク」の
達成目標を自由に宣言もすることができますので、
「今から15分だけ休憩します!」
というような休憩宣言をしている人も多いです。
上でお話した家族への宣言のように、
利用中のみんなに自分の休憩時間を宣言して、
戻ってきたら「休憩から戻りました!」
と投稿して再び勉強を始めると。
システム的に嘘はつけないようになっていますので、
その人が本当に休憩時間に戻ってきて
勉強してるどうかは、掲示板の時刻表示や
映像で一目瞭然になります。
勉強の生産性における切り替えの重要性を考えると、
この休憩宣言を自由にできるだけでも、
利用価値のあるシステムだと私は感じています。
本日24時で40日ぶりの募集は終了しますが
家で勉強に集中できなくてお悩み中の人はもちろん、
この「切り替え」がうまくできずに
時間をムダにして悩んでる人も
ぜひこのシステムを利用して
切り替えのうまい受験生になり
勉強量を最大化して行ってほしいと思います。
というわけで、切り替えは生産性に
多大な影響を及ぼしますので、
苦手な人はぜひ早めに克服しておきましょう。
「切り替え」を制す者が「家勉」を制す
と言っても大げさではないですからね。
それでまた。