- 2015-11-24
- おすすめ記事, 受験を突破するマインドセット, 模試の対策テクニック
こんにちは、中西です。
この時期のとっても
ナイーブな受験生にとって、
緊張感が高まるのが
模試の結果
が返って来たときです。
で、たいがいの場合、
その結果を見て
意気消沈・落胆することが多いと思います。
あなたの周りを見ても
「今回の模試の結果は大満足だったぜ!」
なんて話をあまり聞かないと思いますが、
実際のところ、
そういう受験生は非常に少数です。
多くの場合、
危機感が飛躍的に高まるほどの
えぐい結果が出てくるわけですが(笑)
その結果を見て、
危機感を高めるのはまあいいとしても、
「落胆」とか「意気消沈」とか
「やる気ダウン」とか「絶望」とか、
あまりそういった
マイナス感情を感じる必要は無いです。
大いに緊張感は持つべきですが、
模試の結果はまともに
受け止めないほうが賢いのです。
模試の結果なんて
「判定」とか「全国順位」とか
「偏差値」とか「点数」なわけですが、
この中のどれ一つとして、
あまりこう、まともに相手にする
必要なんてないわけです。
相手にしちゃいけない
地元のヤンキーみたいなもんです。
とくに多くの人が信じ込みやすいのが
「偏差値」
です。
模試の結果が返ってきて
「俺は偏差値55だった。
志望校の偏差値は60だから、
あと5も足りない(。´Д⊂) 」
とか
「やった!偏差値が志望校の偏差値に近づいた!」
とか言って一喜一憂している人は、
かなりやばいです。
心当たりがある人は、
一度偏差値ってどういう形で
計算された数値かググッて調べてみましょう。
(どういう数値かよくわかっていないで
一喜一憂するってどうなんですかって話)
めんどくさいので詳細は解説しませんが、
ポイントだけいうと偏差値というのは
「平均点」
や
「その模試を受けた受験生のレベル」
に思いっきり左右される数値です。
よって、
たまたまその模試で
難しい問題が出ていたり、
たまたま受けている受験生のレベルが
低かったり高かったりしたら、
それであなたの
「偏差値」
が大きく変動します。
そのたまたまの状況から
弾き出された数値を見て
「俺は今回の模試でついに偏差値○○になったぜ!」
と喜んでいることが、いかに滑稽かという話。
本番の何ヶ月も前の、
まだ勉強が進んでいない状態で、
たまたまそのとき集まった受験生が母集団の、
たまたまそのとき出題された問題のレベルに、
めちゃくちゃ影響されるような
「偏差値」
なんかに一喜一憂、右往左往、
意気消沈なんてしないように。
それよりも、今目の前にある
自分の勉強内容やその進捗が、
試験に向けてしっかり着実に進んでいるか、
的を得た勉強を出来ているかの方がよほど重要です。
今年も残り少なくなって、
ただでさえ不安が
増大しまくるシーズンですからね。
そこにドカンとやってくる
模試の結果はかなり心に響きますが(笑)、
偏差値なんかで間違った解釈をして、
余計な不安を募らせないように
してほしいと思います。
地味ですが、心をブレさせずに、
やるべきことを淡々とやっていくのが
一番合格に近づく方法です。
それではまた。
P.S
昨日のこの欄でもちょっと書いたのですが、
3連休最終日の昨日のブログのアクセス数が、
過去最高記録を大幅に更新しましたヽ(´∀`*)ノ
前からそうなのですが、
記録を更新すると最初はそのアクセス数の
数字にビビッてしまうのですが、
しばらくするとその数字に慣れていきます。
ここでただの数字だと思っていたら
痛い目をみるわけでございますね。
それだけの生身の人がスマホやパソコンの画面を
通して自分の書いた記事を読んで下さっていると。
いつもこれを意識してます。
今日の原稿ものちほどブログにアップしますが
今の受験生だけでなくて、
来年再来年、さらには3年後5年後の受験生まで
読んでくれる可能性が濃厚なので、
時空を超えて受験生に読まれることを意識して書いてます。
この「未来の受験生まで意識して書く」のは
ブログ開始当初からずっとですね。