- 2016-4-8
- おすすめ記事, 勉強のモチベーションアップ, 受験が終わった後について, 受験の意味を考える, 志望校・進路の決め方
<読者さんからのご感想>
こんにちわ。私は高1、中2、小3の三人息子の母親です。
まったく勉強をしない息子達…どうしたものか
と思いながら携帯を見ていた時、たまたま
見つけた中西さんのブログ。
読み進めていくうちに、私自身がファンになり、
登録しました。
毎日8時過ぎると必ずメールをチェックし、
欠かさず読んでいます。
中西さんの記事には受験生だけてなく、
きっと中西さんよりもはるかに年がいっている
おばさんにもためになる事がたくさん書かれており、
読んでいて大変おもしろいので大好きです。
世の中にはこんなに頭が良い人がいるんだ
なぁと感心しています。
これからもずっと応援しています。
受験生・学生の保護者の方 母ですさん
——————————————-
※母ですさん、ご感想ありがとうございました!
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こんにちは、中西です。
先月このメルマガでお届けしていた
過去最長のシリーズ「好きなこと」論を
まとめたページを作成しました。
シリーズ終了後にメルマガに登録した人も
多いので一応簡単に解説しておきますと、
この「好きなこと論」シリーズは、
巷(ちまた)で流行中の
「好きなことで生きていく!」ための方法に
関する私なりの考え・知見をもとに、おそらく
どこよりも現実的に解説したシリーズです。
ちなみに先月配信したネタはこちら。
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<「好きなこと論」シリーズの記事>
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・ アクセスが月間20万PVになった理由
・「好きなこと」だから続けられる
・「好きなことで生きていく」のは可能か(序章)
・「好きなこと」と「得意なこと」を混同した悲劇
・「書くこと」が嫌いな私が、書き続けられる理由
・「嫌いなこと」で時給20万円になりました
・「嫌いなこと」を100%排除するのはそもそも無理説
・「好きなこと」が「嫌いなこと」に変わるラインがある
・ サラリーマンは「好きなこと」をやれない?
・ 起業すれば「好きなこと」をやれる?
・「プロセス」を「好きなこと」で埋め尽くせるか
・ 夢を実現させるための耳の痛い法則
・「好きなこと」だけやるための具体策
・「好きなこと」vs「世間の需要」
・ 夜景評論家に学ぶ!「好きなこと」で食べていく方法
・「好きなこと」と「資格のリスク」
・「弱点の克服」という最悪の思想
・ Youtuberから学ぶ!2種類の「好きなことで生きていく」
・「好きなこと」と「幸せの5つの条件」
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↑この記事一覧をまとめたのが「好きなこと」
論シリーズまとめページになります。
シリーズを最初から一気に読みたい方や、
見逃した回がある人は上のリンク先の
まとめページに行くと便利です。
といっても、まだこのシリーズは終わっておりません。
書こうと思えばずーっと書けてしまうので、
とりあえず先月一区切りついたところで
一旦フィニッシュさせましたが、今後も
このシリーズは不定期でお届けしていきます。
シリーズの中でも書きましたが、
私の基本的な考え方として、
「好きなように生きればええやん」
というのがあります。言葉は軽いですが、
シリーズを読んでもらえればわかる通り、
この結論は軽々しく導き出したものではありません。
世の中には「常識」や「世間体」や
「親の価値観」や「周りから格好良く
思われるかどうか」や「モテるかどうか」や
「給料がいい(儲かる)かどうか」など、
いろんなことに(無意識レベルも含め)
縛られすぎて、好きなことをして自由に
生きられていない人が本当に多いです。
私はたぶん世間の平均値よりは多少好きな
ことをしながら、そこそこ以上に自由度の
高い生活を何年も続けることができているのですが、
そこに至るまでには
「好きなことで食べていけるようになりたいのに、
理想とはほど遠い底辺の生活を送っている」
という闇のトンネルのような長く苦しい
期間がずっとあり、そこから結構な数の、
いろんなタイプの、“壁”を乗り越えて
いって今に至る経緯があります。
今も全然大したことはないのですが、
過去の高校生や大学生くらいの当時の自分
から見たら「めっちゃうらやましい」と思う
であろうくらいには、好きなことをしながら
自由に生きていますので、
その状況に至ったコツの一部を
先月のシリーズでご紹介した次第。
書いた内容は私の持っているネタの
ごく一部だったのですが、
当初予想した以上に好評でした。
なので今後もこのメルマガで、他の話の
合間に時々お届けしていく予定。
この話はいっけん「勉強の集中力」とは
無関係にも見えますが、実は無関係どころ
か集中力のベースとなる重要な話なのです。
「勉強の集中力」というのは、こちらの
図解でも表現しているとおり、
▼図解 「集中力」「やる気」「モチベーション」の違いを表すピラミッド
ピラミッドの一番上の「集中力」の部分
だけにフォーカスしていても、集中力は
高まらないと私は考えています。
集中する“直前”に位置する「やる気」を
高めておく、さらにそれ以前の“過去”に
位置する「モチベーション」を高めておく、
といったことが事前になされていないと、
土台がないグラグラの危うい「集中力」となり、
そんな小手先だけの「集中力」ではいくら
テクニックを駆使しても無意味なのです。
その「集中力」の土台となっている
「モチベーション」、
さらに言えばその下の土台として隠れている
「セルフイメージ」
といった部分にまでメスを入れない限り、
本当の意味で持続的な「集中力」は
得られないと私は考えています。
そのメスの一つが「好きなこと」論シリーズです。
シリーズ内で書いた細かい話はさておき、
とにかくみんなもっと
「好きなように自由に生きたらええねん」
という“当たり前の考え方”を、まず何よりも
先に脳内にインストールしておくことが大切です。
受験勉強なんていう大変なことを1年も
かけて本気でやるなら、そこからのスタート
でないと全く意味がありませんから。
それではまた。
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