こんにちは、中西です。
「努力」というのは美しい言葉ですが、一方で注意しなければならない言葉でもあります。
「自分は今努力しているんだ!」と言う感覚が強くあるうちは、その取り組みを習慣化できていない可能性が高いからです。
非常に短期的な取り組みであれば「努力している感」があっても良いと思いますが、
受験勉強を始め、本当に自分の人生にプラスになる取り組みと言うのは、基本的に中長期的に毎日実行していくものになります。
そして、中長期的に毎日実行していくものについては、「習慣化されたもの」になるので、「自分は今努力しているんだ!」なんて言う感覚は少なくなるものなのです。
半年以上、毎日筋トレとジョギングをしている人は、「自分はすごい努力をして頑張ってるんだ!」なんてほとんど思わなくなります。
この半年やってきたことを、今日も同じようにやるだけだからです。
私はこのメルマガを1200日以上1日も欠かさず書いていますが、毎日やっていることなので「努力してる」とか「頑張る」とか言う感覚はないです。
「今日は書くのめんどくさい(つД`)」と思うことはありますが、やるべきことをただやるだけ。
しかしこういう執筆や情報配信を長期的に継続してやったことがない人から見ると、きっと努力家の人っぽく見えるんじゃないかと思います(笑)
やたら「努力」とか「頑張る」とか言っている人は、まだ新しいことを始めたばかりか、その取り組みをまだ習慣化できていないだけと言うことが多いです。
これは逆に言うと、習慣化できてしまえば「努力」とか「頑張る」いった概念が、自分の中からスーッと消えていきます。
感覚的には「淡々といつも通りやる」と言う感じです。その状態になって初めて、毎日のパフォーマンスが最大化するわけですね。
というわけで新年度に入りこれから新しい習慣をスタートする人は、
その取り組みにおいて「努力」「頑張る」と言う概念が自分の中から完全に消えてしまうほど、当たり前になるように「習慣化」することを目指してみてください。
それではまた。