- 2015-8-10
- おすすめ記事, 受験を突破する生活習慣術
こんにちは、中西です。
受験で合格するためには、単純に
「勉強量を最大限に増やす」
という方向性を常に意識する
必要があります。
ただ、それを実現させるためには
暗記効率や勉強法だけを
意識していてもだめで、
実は
「ベースとなる生活習慣」
をキッチリと正して行かないと
いけないわけです。
そこが乱れていると、
勉強のパフォーマンスは
ガタ落ちになるからですね。
もしあなたが今、その生活習慣を
崩してしまうような
「改善したい悪習慣」
を1つ2つ(あるいはそれ以上)
持っているなら、
そういう人は、
【 意識的な3秒 】
と呼ばれるテクニックを利用すると、
その悪習慣を断てる可能性が
高まるのでおすすめです。
これは、誰でもどこでも実行できる
簡単なテクニックで、
アメリカの国防総省ペンタゴンの
指導でも実際に利用されていた方法です。
(出典 「ペンタゴン式目標達成の技術」カイゾンコーテ著)
具体的には、
悪習慣を実行しそうになったら、
「この行動は正しいことか?」
と3秒間だけ考える
というものです。
たったこれだけのことなのですが、
実際にやってみると悪習慣を
実行しそうになる直前に
「3秒間だけ考える」
ことにより、その実行を
思いとどまる可能性が
一気に上がるのがわかります。
たとえば、
「勉強中の間食」を
控えたいと思っているなら、
棚にあるおやつを手に取る前に、
「本当に今、ここでおやつを
食べるのは良いことなのか?」
と3秒だけ考える。
勉強中にすぐスマホを見てしまう
クセがあるなら、
スマホを手にしそうになったときに
「本当に今、ここでスマホを見てもいいのか?」
と3秒だけ考えてみる。
たった3秒なのですが、実行直前にこの
“一瞬のワンクッション”
を入れることにより、
悪習慣の実行を思い止まれる
ケースが飛躍的に増えるようになるのです。
余談ですが、私はパソコンの
ネットサーフィンを避けるために、
Googleクローム(ブラウザ)に
あるツールを導入しているのですが、
そのツールというのは、見たくない
サイトをあらかじめ設定しておくと、
そのサイトを開けた瞬間に
「警告!このページは見ることができません!」
という表示がドーンと画面いっぱいに
出るようになっているのです。
実はそれでも本当に
そのサイトを見ようと思えば、
その設定を解除したり、
別のブラウザを立ち上げれば
すぐに見ることができてしまうのですが、
悪習慣を断ちたい人にとっては、
このような
「実行直前のワンクッション」
があることによって、
不思議なことに思いとどまれる
確率が一気に上がることがわかります。
私以外にもこのツールをおすすめした
OCPの社会人メンバーさんも
同様のことをおっしゃっていました。
「実行直前にほんの一瞬我に返れることで、
実行を踏みとどまれる」
と。
このツールによるネットサーフィンの
防止の仕組みと、
ペンタゴンの「意識的な3秒」は
とても似ていると感じます。
ともに
「実行直前の“一瞬のワンクッション”によって、
実行を思いとどまれる」
という点が共通しているのです。
(たぶんこの心理的な効果を
調べたデータなどは無かったと思いますが、
きっと大規模調査でもすれば
この効果はハッキリと判明するはず)
というわけで、何らかの悪習慣を断ちたい
と思っている人は、
実行直前にこの
「意識的な3秒」
を取り入れてみて下さい。
本当に簡単な方法ですが、
この直前のワンクッションによって
悪習慣を思いとどまれる頻度は
飛躍的にアップすること請け合いですヽ(´▽`)ノ
それではまた。