- 2015-11-17
- おすすめ記事, 受験を突破するマインドセット, 潜在意識・自己暗示の活用
※今回の記事は11月17日に当会のメルマガで配信された内容です。
こんにちは、中西です。
昨日くらいから、
「モチベーション」とか
「セルフイメージ」とか、
マインド系の要素が集中力に与える影響
についてお話しています。
例によってこのメルマガの
特長の1つである、シリーズ化です。
(このメルマガのネタは
基本は気まぐれ配信ですが<(_ _)>、
2~3日ほど同じテーマを続けることが多いです。
その方が突っ込んだ話ができて、
頭にも入りやすいため)
本題。
昨日の号外メールの最後で、
OCPメンバーで東大に合格したI君の
卒業時のご感想を紹介しました。
ご感想の全文は昨日の号外メール
(件名に【CM】がついてるメール)
を見ていただきたいのですが、
ここで一部ピックアップしますと、
——————————————————
(前略)
しかし自分の人生を変える出会いは
そこでは終わりませんでした。
「頑張るな」という題の中西さんのメルマガで、
リンクが貼ってありました。
その先に待っていたのは、
「セルフイメージ」
という概念との出会いです。
当時第1志望校に東大と書いていた自分は、そこから
「東大に現役合格する」
というセルフイメージを持ちました。
(後略)
—————————————————–
・・・ということで、
OCPで東大に合格したI君は、
実はセルフイメージを強く意識して
勉強をしていたわけですね。
それが少なからず彼の受験勉強に
プラスの影響を与えたのは
間違いないかと思います
(証明できないのであえてこう表現しますが、
実際は相当な影響があったかと)。
※上の「リンク」というのは、
昨日の号外メールでご紹介したこちらの本のこと。
私がこの話をする理由は、
勉強の集中力は、こういう構成に
なっていると考えているからです。
<集中力のピラミッド構造>
———————————-
↑「集中力」・・・・・・・ 現在
↑
↑「や る 気」・・・・・・ 直前
↑
↑「モチベーション」・・・ 過去
↑
↑「セ ル フ イ メ ー ジ」・・本質
———————————–
ちなみに、私も受験生当時は相当強く
この「セルフイメージ」を意識していて、
それがモチベーション(≒やる気)に
つながっていたのは前回書いたとおり。
当時そんな言葉や概念は
まったく知りませんでしたが、直感で
「この受験で今後の“自分に対する認識”が
大きく左右されてしまうはずだ」
と思っていたのです。
この頃の私自身の心境や、
過去OCPで多くの受験生の報告を
見てきて感じることを総合すると、
第一志望の大学に対する思いとして、たとえば
「この大学に行きたい!」
という気持ちだけでは、ちょっと弱い
のではないかと思うのです。
まあたしかに気持ちとしては、
その大学に合格して「行きたい!」わけですが、
受験生が志望校に対して抱く心境が、
それだけだとしたら
どうも弱い気がします。
本当に本気モード全開に近い人とか、
ダントツの結果を出すような人は、
心境として
「この大学に行きたい!」
ってなレベルじゃなくて、
「○○大学に自分は絶対に受かる。
自分が受からないはずがない。」
というレベルで思っていることが多いのです。
もっとすごい人だと
「自分ほど○○大学にふさわしい人間なんていない」
くらいに心底思っていたり、
「俺が受からなければ、誰が受かるねん」
といった感じで、もう意識レベルというか、
その人の脳内では、完全に
「すでに受かっている」感覚
に近いものがあり、その感覚の中で
勉強をしている感じなんですよね。
つまり
先の話でいうところの、
「セルフイメージ」というやつが、
けっこう未来まで先走りまくっていて、
もうその大学に合格した自分の「イメージ」とか、
その大学に合格して楽しくよろしく(?)
キャンパスライフを送っている
自分の「イメージ」がめっちゃ強烈で、
【 その脳内の強烈な自分のイメージに
引っ張られるように勉強をしている 】
ことがとても多いのです。
「未来の自分のイメージ」と
「今現在の自分」
の区別がほとんどつかないレベルで、
脳内では同化に近い状況になっていると。
そのイメージを確実に現実化させるために、
目の前の勉強をしているような
感じになっているのです。
つまり
「強いイメージ+現実的な努力」
が最強パターンだということ。
後者の「現実的な努力」だけで
合格することも当然できますが、
「強いイメージ(セルフイメージ)」
を持ってやってる人の方が、
テンション高く勉強できています。
当然、集中力も高まります。
一流スポーツ選手がほとんど例外なく
イメトレを重視しているのも、
ほぼ同じ理屈ですね。
ちなみに、前者の
「強いイメージ」
だけを鬼のように重視して、
それオンリーで何でも叶うヽ(´∀`*)ノ
ようなことを言う、スピリチュアル的な
話をする向きも世の中にはありますので、
そういうおとぎ話<(_ _)>には注意が必要ですが、
「自分は、合格を目指している」のか
「自分は、もう合格を手にしている」のか、
脳内であまり区別がつかなくなるくらいの
「強いイメージ(セルフイメージ)」
を持って、現実的な努力をすると、
私の経験上、すごいエネルギーで
勉強できるのは間違いないと感じます。
11月も半ばがすぎて、今年もあと
残り6週間ほどですが(;゚ロ゚)、
ここで一気にテンションを高めて、
気合を入れて集中したい人は
よかったら参考にしてみてください。
それではまた。
P.S
セルフイメージの持ち方を知りたい方や
最近くすぶっていて
セルフイメージをここで
ガラッと変えたい人は、
昨日の号外メールでご紹介した、
元OCPで東大合格者のI君も読んだ
こちらの本がおススメです。
簡単に読めるわりには、
とても具体的にわかりやすく書かれています。
この本は後日1,300円で販売されるのですが、
新装版として発売されるにあたり、
現在、期間限定で
送料と手数料のみ負担すればいい形で
1,300円→無料(送料・手数料550円)
で手に入れられるキャンペーンが展開中。
詳しくは昨日の号外を見てほしいのですが、
【 20世紀最大の心理学的発見 】
とまで言われる「セルフイメージ」という
この概念を発見したDr.モルツの
『サイコ・サイバネティクス』
という本は、50年間で、
世界中で3500万人の人に読まれています。
上の本はこれに詳しい
日本の第一人者が書いた本で、
案内ページのレビューも見てもらえれば
わかりますが、5点満点中の4.8点と
読者さんの評価も非常に高い本です。
今の自分に必要だと思う人は、
勉強の手を止めて1時間ほど時間をとってでも
読む価値は十分ありますね。