- 2016-6-25
- おすすめ記事, 効率的な時間管理術, 受験を突破する生活習慣術, 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは、中西です。
受験生活において長期的に安定した
パフォーマンスを維持するためには、
「規則正しい生活」
を送れることが理想です。
ただ、ここまでは多くの人が理解できる
のですが、ではどうしたら
「規則正しい生活」
を送れるのかという具体的な方法について、
しっかり理解している人は少ないように感じます。
あまり学校や塾でもそういう話はされませんし。
まあ何をもって「生活」が「規則正しい」
と判断するかについてはいろんな考え方が
あるでしょうが、私が一番いいと思うのは
【 睡眠時間の固定 】
です。
つまり毎日何時に起きて、何時に寝るか。
この2点だけを、まず決めてしまうわけです。
なぜこれが「規則正しい生活」につながる
かというと、睡眠時間が固定されると、
それに合わせて他の生活パターンも
自動的に決まってくるからです。
たとえば「毎日23時30分に寝る」と決めたなら、
自動的にお風呂は何時ごろまでに入らないと
間に合わないかが見えてきます。
また夜の勉強も何時ごろまでに
終わらないといけないか、
といった点が見えてきます。
翌日の予定や準備をするなら、それは
どのタイミングでやるのが最適かも
見えてきます。
夜にリラックスタイムもとるなら
23時30分までのどのタイミングで
とるのが一番いいのか、
どれくらいの時間を取るのか、
決めざるを得なくなります。
起床も「6時半に起きる」と決めたなら、
何時頃朝食をとるのか、
何時頃家を出るのか、
朝に勉強をするなら何時から何時まで
時間を使えるか
・・・といった点も自動的に決めざるを
得なくなります。
このように
「睡眠時間を固定」
してしまうことで、
その周辺の時間帯の生活パターンも、
半自動的に決めざるをえない状況に
なっていくわけです。
これがもし、就寝時間も起床時間も
毎日決まっておらずにバラバラなら、
上記のような他の生活タスクや勉強の
時間帯などもズレても問題なくなります。
ズレても睡眠時間もずらせばいい・減らせばいい、
といったことができる前提で
生活しているからです。
そう考えると、就寝・起床タイムが
毎日バラバラなのに、「規則正しい生活」を
送るのは極めて困難なことだとわかります。
これは逆に言うと、
睡眠時間さえ固定してしまえば、
あとはわりと楽に、自動的に
生活習慣が全体として規則正しく
パターン化・最適化されていく
ということですね。
何でもそうですが、どこにポイントがあるかを
分かっていないと、無駄に労力をかけてしまったり、
いっこうに成果が出ない・゚・(ノД`;)・゚・
という結果を招きやすくなります。
「規則正しい生活」を習慣化したいのであれば、
あまりいろいろ考えずに
「睡眠時間の固定」の1点だけ
を強く意識してみてください。
そこさえ強く意識して毎日しっかり
固定されれば、前後の生活習慣も
らくにパターン化でき、
かなり高い確率で半自動的に
「規則正しい生活」
を送れるようになります。
それではまた。