- 2017-2-16
- おすすめ記事, その他・雑談, 勉強のモチベーションアップ, 勉強の習慣化, 受験を突破するマインドセット, 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する生活習慣術, 受験生が陥る不安・焦りの対処法, 潜在意識・自己暗示の活用
こんにちは、中西です。
前回の続き。前回は、
“より良い人生”を歩むためには
「運のいい人」にならないといけない
という話をしました。
これは社会人とか学生とか受験生とか
関係なく、今いる自分のステージにお
いて「運のいい人」になる必要がある
ということでした。
なお、ここで使っている
「運がいい」という言葉は、
「もともと決まっている運勢がいい」
といった意味ではなく、
「自分の状況が現実的にどんどん
良くなっていく状況」
のことを意味します。
では、どうすれば「運のいい人」になれるのか?
細かいことを言い出したらいくつもありますが、
「運がいい人」になるには、その大前提と
なる2つの条件があるのです。
1つは、「自分は運がいい人間だ」と思い込むこと。
前回紹介した松下幸之助も多くの著作で
この重要性を強調していました。
実際、まず「自分は運がいいんだ!」と、
強く思っていないと、運は絶対良くならないのです。
私がこれまでお会いした方を思い返しても
「この人はすごい」と思った方は、
ほぼ全員が「自分は運がいい」と思ってい
るフシがありました。
会話の端々からそれがわかるのですが、
実際にそう口に出して言った人も何人もいました。
ポイントは「客観的に見て過去~現在の状
況がいいかどうか」とか、
「周りの人が今のあなたを見てどう思っているか」
とかは全くどうでもよくて、
「自分自身が自分のことを
運がいいと思っているかどうか」
だけがポイントです。
これは考えてみれば当たり前で、自分自身
のことを「運が悪い」と思っていると、
目の前で起こる出来事を、基本的にすべて
マイナスに考えていくようになります。
だって「自分は運が悪い」のだから。
“よりよい人生を歩む”ために何か物事を
進めていく上で大事なのは、自分に起こっ
た現実そのものよりも、
自分に起こった出来事を「どう解釈するか」です。
起こる出来事をいちいちマイナスに解釈す
るような思考傾向(考え方の癖)がある人
が、長期的に運が良くなっていくはずがありません。
拍子抜けしてしまうような答えですが、
これはスピリチュアル的な話ではなく、
現実的なロジックです。
「自分は運が良い」と思っているから
「運が良い」現実が作られていき、
「自分は運が悪い」と思っているから
「運が悪い」現実が作られていく、
という、非常にシンプルな話です。
何があっても「運が良い」と思える人は、
たとえば「交通事故に遭った」ときですら、
そう思えるのです。
私の周りにも実際いたのですが、交通事故に
あって車も大破しているのに
「死ななくて良かった。ホンマ運がいいわぁ」
と、すっと自然に言えるのです。
運が悪い人は「交通事故に遭ってもうた。
ほんまもう最悪やわ(ノД`)・゚・。」と愚痴を
延々と言い続けるタイプです。
自分で「自分は運が悪い」という現実
を作り出しているのですが、それに気づ
いていません。
この“解釈”の違いが、運命を変えていく
ということ。
「現実そのものではなく解釈が重要」
とはそういうことです。
四六時中、ずっと「自分は運がいい」という
前向きな“思考”をベースに生きている人が、
現実を改善して運がどんどん良くなっていくのは
現実的・論理的に考えて、自明の理だと
いえるのです。
ポイントは「自分は運が良い」と思い込ん
でいることだけ。
だから現実を変えて「運がいい人」になるには
最初のこの思い込みが重要なのです。
前回紹介した「あなたは自分は運がいい
と思いますか?」と聞いてきた面接官も、
社長がそのあたりを理解して面接官に
チェックさせていたであろうことが
容易に推測できたわけでございます。
もう1つは、「習慣を変えること」。
運がいい=現実の状況がどんどん良くなること
と考えるなら、自分の現実を構成している
極めて大きな要素である「習慣」を良くする
必要があります。
「悪い習慣」をたくさん持っているから
「運が悪い」という状況を作り出している
といえますし、また逆に
「いい習慣」をたくさん持っているなら
「運がいい」という状況を作り出せる
ようになるのです。
たとえば日頃から暴飲暴食をしていて
毎日スナック菓子や甘いお菓子ばかり食べまくり、
ジュースも飲みまくり、野菜を全然食べない、
食事は毎回コンビニ弁当かカップ麺
・・・みたいな“習慣”を持っている人は
短期的には身体の調子が絶好調にはなりえ
ませんし、集中力もパフォーマンスも低下
しやすいです。
中長期的には病気になるリスクは高まりますし、
私みたいなアトピー体質や皮膚が弱い人だ
と、こんな食習慣だとすぐに皮膚が荒れたり、
体のどこかがかゆくなって、ストレスもた
まりやすくなります。
糖質も多いので、しょっちゅうイライラし
て、精神的にも不安定になりやすいです。
毎日こんな状態の人が、「運がいい人」に
なれるわけないやんと(´-`)
悪い食習慣は一例ですが、それ以外にも
睡眠習慣、運動習慣、生活習慣、勉強習慣、
時間の使い方の習慣、対人関係の習慣etc
・・・といった形で、今のあなたは全部
結局のところ“習慣”で出来ている
わけです。
よってこの“習慣”が悪い場合は、その悪い
習慣を変えない限りは、「運がいい人」に
はなりえません。つまり
「習慣が運命を左右する」
ということですね。
というわけで、受験生であれ学生であれ
社会人の方であれ、
自分の現在のステージにおいて
「運がいい人」になるためには、
1,「自分は運がいい」と思い込む
2,習慣を変える
という、一見拍子抜けするほどシンプルに
見えるこの2点が、実は何よりも重要な必須
条件になります。
勉強でも仕事でも、短期的に役に立つテク
ニックやら方法論も非常に大事なのですが、
上記のような「運がいい人」になるための
ベースが出来ていないと、結局は何をやっ
ても中長期的にはダメダメな人生になる
可能性が劇的にアップしますので、
この基本の条件をまずは頭のど真ん中に
入れておいてほしいと思います。
それではまた。