(今回は前説で「寄席(落語)」に
初めて行った話、その後本題に入ります。
前説には興味ない方は、スクロールして
下の本題へ行ってくださいませ)
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こんにちは、中西です。
昨日は、人生初の
「寄席」(よせ)
を観に行っておりました。
実は行く前まで「寄席」というものが何な
のかよくわかっておりませんでした(ノ_-。)
たしかむかし日本史では習った気がするのですが。。
寄席を知らない人のために解説しますと
(↑偉そうに)
寄席というのは、落語・講談・音曲などを
上演する演芸場のことです。
簡単にいうと、いろんなジャンルの芸
(基本的に笑い)を楽しめる場所になります。
「寄せ集め」といいますが、その「寄せ」
と同義かもしれません(適当)。
先日、増上寺に能・狂言を観に行って
最悪の退席をしてしまったわけですが、
今回は日本の伝統芸能のリベンジの意味も
込めて行きました。
寄席は東京にもいくつかあるのですが、
昨日行ったのは、上野にある「鈴本演芸場」
という所。
昼の部と夜の部があり、それぞれ全く違っ
た人たちが芸を披露します。各部の出演者
は10日ごとに入れ替わる形式。
私は昨日の昼の部に14時から(本当は
13時からスタート。途中入退できる)
行ったのですが、昨日の内容を時系列で
上からならべると、
落語 桂文楽
漫才 笑組(かずお&ゆたか)
落語 柳家はん治
三味線漫談 柳家紫文
落語 小ゑん
落語 三遊亭歌奴
奇術 ダーク広和
落語 柳家小八
という豪華ラインナップでした(- -)
で、落語から始まったのですが、実は
私は落語自体も初めてでございました。
生の落語も初めてですが、そもそも
しっかり聞いたこともなかったのです。
少し話は変わりますが、私の中で兄貴と
呼べる人が一人だけいるとするなら、
以前上司だったFさんという方。
このFさんはお笑い系のコンテンツを量産
している天才クリエイター(かつ経営者)
で、笑い系の書籍の出版から各テレビ局
にて自ら考案したキャラのアニメ番組など
も放送されています。
私の20代の最大の幸せがこの方と(その
師匠)に出会えて一緒に仕事ができたことでした。
当時うぬぼれていたアホな私に、「絶対に
こんな人には一生勝てない」と思わせて
くださり(笑)、心底尊敬していたのですが、
この方が最先端の笑いを常に
考案・研究されていたのです。
そんな日本屈指のエンタメ・コンテンツ
制作の天才が、なぜか通勤の車の中で
聴いておられたのが「落語」でした。
最先端の笑いを作っているのに、
なぜか「落語」。
Fさんの車に乗った際に落語が流れていて、
「なんで落語なんすか?」と聞いたら
・・・たしか落語の良さを語ってもらった
記憶があるのですが、内容をすっかり忘れ
たm(_ _)m(それだけ落語に興味がなかった)。
ただ松本人志さんも落語を聴いていて非常
に詳しいのは有名ですし、
その後輩の山崎邦正さんは40歳のときに
東野幸治さんに勧められ、その歳で初め
て落語を聴いて衝撃を受け、その後大阪へ
引っ越して月亭方正になったほど。
そんなこんなで「落語には何かある」と
思ってましたが、どうも面白いイメージが
無くて、実際には観に行ってなかったのです。
で、昨日初めてようやく初の寄席で、
初の落語を聴くことに。
結論からいうと、面白いです。
さらに失礼な話かもしれませんが、ちょっ
と「自分でもやりたい」とまで一瞬思ったほど。
山崎邦正が落語にすぐハマった気持ちが
なんとなくわかった気がします。
数人の落語を聴いたのですが、一番面白か
ったのは、ヤクザの世界でも高齢化が進行
している話。
じいさんになった元ヤクザが、耳が遠くな
ったり、体が思うように動かなかったせい
で情けないことになったり、そんな
「ヤクザの老後」をネタにした物語で
非常に面白かったです。
落語以外にも、漫才、三味線漫談、奇術と
いろいろ楽しめました。寄席、面白いです。
客の平均年齢は65歳くらいで、客の9割が
ロマンスグレーの髪色でしたが(笑)
当然ですが、出る人によって内容も面白さ
も違うと思うので、また違う日にも行って
みたいと思います。
■午後14時~15時前後になにをやるかを慎重に考える
1日の予定(やTodoリスト)を立てるとき
に考えないといけないのは、自分自身の
「エネルギーの増減」です。
(この場合の「エネルギー」とは、「やる気」とほぼ同義)
予定の組み合わせパターンは無数にあるわ
けですが、その中でどういう順番で予定を
立てると、どういう「エネルギーの増減」
が起こるか。
これを事前にざっくりとでもシミュレー
ションして、その予測も踏まえて予定
(やTodoリスト)を作成する必要がある
と私は考えています。
この「エネルギーの増減」を考慮に入れて
いない人は、自分のエネルギーが低いとき
にエネルギー負荷の大きいタスクをやって
精神的に消耗したり、
エネルギーが高いときにエネルギーが無く
てもやれてしまうような楽なことをして、
肝心なときにエネルギーを失っていたりします。
私がとくに1日の中で注意しているポイン
ト(の1つ)は、
「14時台~15時前後」にどんなタスクを
こなすか
です。この時間帯に何を持ってくるかを
事前に、慎重に決めることが非常に多いです。
この時間帯になぜ眠くなるかという話は、
理由は複数あるのと非常に長くなるので
省略しますが、この時間帯はもともと体
のメカニズム的に眠くなる時間帯でもあ
るのです。まあ実感としてわかる人が大半かと。
最初から眠くなる(=エネルギーが低下す
る)可能性が非常に高い時間帯なのですか
ら、それを考慮した予定を立てる方が1日
全体としてはパフォーマンスが最適化され
やすいわけです。
ちなみに最近の前説でご覧いただいている
とおり、私はここしばらく「外を出歩く」
頻度がだいぶ増えたのですが、
極力14時~15時前後に前説用の予定(イ
ベント)を入れられないかを最初に考え
ています。
で、この時間帯が無理なら、別の時間帯
(多くは夕方~夜)に予定を入れることを
検討するという流れです。
ようは14時~15時前後はデスクワーク系
の仕事のパフォーマンスが落ちやすい時間
帯なので、1日1回外を出歩く必要があるなら、
その時間帯にするのが一番効率的
…という考え方をしています。
私は以前取材であちこちの会社を訪問して
いたときがあるのですが、そのとき取材の
アポイントが入りやすい時間帯があり、
その1つが14時前後でした。
つまり取材先の相手の方もデスクワークを
していることが多いので、
「取材でしゃべるなら、眠い時間帯の
14時前後がいいだろう」
という考えだったのだと思います。
「出歩く」とか「人と会う」のはあくまで
一例で、ようはこのエネルギーが低下しが
ちな時間帯に何をもってくるかを事前に
慎重に考えておいた方がいいということですね。
受験勉強においても、眠くなりやすく、
タスクに向かうエネルギーが低下しやすい
14時~15時前後の時間帯に
「何の勉強をするか」
というのは、1日の生産性をトータルで
高めるためには外せない観点になります。
そんなに難しいコツでもないので、予定を
立てるときに参考にしてみてください。
それではまた。