- 2015-8-11
- おすすめ記事, 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する生活習慣術, 夏休み・冬休み・春休みの勉強法
こんにちは、中西です。
ようやく猛暑の連続記録
こそ途絶えましたが、相変わらず
“蒸し暑苦しい”
日々が続いてますね。
おそらく一年で一番
すごしにくい季節では
ないかと思います。
しかし一方で、
今ほどすごしにくい
季節は無いわけですから、ここで
「自己管理能力」
をしっかり鍛えて夏を
乗り越えられた人は、
秋からは、今とは
比べ物にならないくらい
とても快適な日々を
すごせるようになるわけです。
自己管理能力というのは
個人差がかなり大きいですが、
もともとあまり無くても
あとから鍛えて行くことは
十分可能です。
スタンフォード大学の
マシュマロテスト
という有名な実験があります。
簡単にいうと、
幼児たちの中で、皿の上にある
マシュマロを我慢できた子供たちは
我慢できずに食べてしまった
子供たちよりも
十数年後の追跡調査で
軒並み成績が良かった、
という結果が出たのです。
つまり、
幼少期の自制心の有無は
十数年を経た後も持続していた、
ということです。
しかし、
では幼少期にマシュマロを
食べてしまうような子は
その時点で人生終了なのかというと
そんなことは無くて(笑)
自制心そのものは、あとからでも
鍛えられることが別の実験で判明しています。
だから、たとえあなたが
幼少期にマシュマロをこっそり
食べちゃうような子供だったとしても(。´Д⊂)
いま自己管理能力が低くても。゚(゚´Д`゚)゜。
あきらめたらダメなのです。
まして受験生はなおさら!
意外に見落とされがちなのですが、
この「自己管理能力」を鍛えること無しに
受験を乗り越えることはできませんし、
さらにいえば、受験勉強を通して
生涯役に立つ自己管理能力を
鍛えている部分も大きいわけです。
それくらいに
「自己管理能力」というのは、
受験勉強のパフォーマンスと
密接に連動しています。
あなたの知っている
「成績のいい友人」(一発屋ではなく長期的に成績のいい人)
を思い出してみれば
すぐわかると思いますが、
彼ら彼女らはほとんど例外なく
自己管理能力が高いです。
ダラシナ~イような部分を
ほとんど感じないはず。
長期的に安定して高い成績を
維持するためには、
自己管理能力が不可欠だからです。
ちょっと前にも書きましたが、
勉強法とか暗記効率うんぬん以前に、
実はそういうところで勝負の大勢が
決まっていることが少なくありません。
当然、自己管理が出来ていないのに
集中力も上がるはずがありませんので、
このブログでもしょっちゅう
このテーマで様々なコツを
お届けしているわけです。
8月のこの10日間だけ見ても、
自己管理能力を高める記事は
これだけありますね。
・・・10分の6ですから、
6割が自己管理系のネタになってます。
こういった方法論による
自己管理の改善・工夫の積み重ねが、
あとになるにつれて
勉強の集中力・生産性を
飛躍的に高めて行ってくれる
ベースになるわけですね。
私の紹介したネタをすべて
導入する必要は必ずしもありませんが、
誰でも簡単にできるものを
紹介していますので、
ぜひこの夏休みに勉強と併行しながら
自己管理能力を高めるように
日々工夫していってください。
一年で一番暑苦しくて、
一番すごしづらい季節だからこそ、
心がけ次第で自己管理能力を
いくらでも高めることができます。
そういう意味で
実はこの暑苦しい夏は
大チャンスなのです。
この夏休みを利用して
自分自身をしっかり
コントロールできる人間になって、
秋以降の飛躍の基礎作りを
しておいてほしいと思います。
それではまた。