- 2015-8-4
- おすすめ記事, 受験勉強で賢く休憩するコツ, 潜在意識・自己暗示の活用
こんにちは、中西です。
8月からOCPに参加してくれているO君が、
一昨日こんなことを書いていました。
例によってそのまま引用。
————————————————–
一日の行動を詳細にメモしてみると、
一目で「無駄な時間はないか?」がわかり、
反省を次の日に生かせるなと感じた。
それに、あえて
「5分後に学習を再開する」
といった先のことをメモすると
必ず、書いた時間の前に行動を起こせている。
————————————————–
・・・という話。
つまり「一日の行動記録」をメモしていったら、
いろいろと気づくことがあったと。
数日前にもこういう記事を書きましたが、
こちらの話を参考にしてくれたのかもしれません。
だいたいはこういう記事を書いても
「すごく参考になりました!」
で終わる人が多くて、
実際に実行に移せる人は少ないのです。
が、O君のように実行した人は
何日もかからずにすぐ効果を
実感してもらえることは多いです。
個人的にO君の話で面白かったのが、
最後の
「あえて『5分後に学習を再開する』といった
先のことをメモすると、
必ず書いた時間の前に行動を起こせている。」
という部分。
つまり休憩などで一時的に勉強を中断する際に、
「勉強の再開予定時刻」
をメモしておくことで、その時間を
強く意識することができて、
その時刻の前に行動を起こせていると。
・・・・・って、これ、
“”何かの話”
とそっくりなのですが、わかるでしょうか?
これが何の話と似ているかが
すぐにわかった人は、
かなりこのブログを読み込んでる方です(笑)
わかった方は、無料のブログですが
ゴールド会員に認定したいくらいのレベル。
私の誕生日会にも招待したいくらいのレベル。
・・・すいません、取り乱しました。
何の話かといいますと、
【 自己覚醒 】
の話です。
O君の話は、自己覚醒にそっくりなのです。
ご存じない方のために簡単に説明すると、
自己覚醒というのは、
寝る前に布団の中で
「明日は7時に起きるぞ」
と繰り返し念じることで、
“その時刻のちょっと前に”
起床できてしまうという、
早起きのウルトラC的な方法です。
<関連記事>
O君の話は、これに非常に似ています。
「勉強の再開予定時刻」
をメモすることで、脳に
「その時刻に再開しないといけない」
という意識を植えつけ、その時刻に
体を反応しやすくしているわけですね。
しかも
「予定時刻の少し前に」
体が反応するという点までそっくり。
「メモをする」と「念じる」
という違いはありますが、ともに
「言葉を潜在意識に植えつける」
という意味では同じ行為なのです。
「メモをする」⇒見える化
「念じる」⇒言葉の繰り返し
ということになりますが、
「見える化」も「繰り返し」も、
“その言葉(=時刻)を脳に強く印象付ける”
という意味で共通している
ということです。
学校や塾のように、
授業の合間の休憩時間なら
半強制的に休憩を終了させることができますが、
自学自習においては休憩時間は
「そのままダラダラと
休憩を延長してしまうリスク」
を常に抱えています。
休憩のたびに、何分何十分(゚ロ゚;)も
延長していたら話になりませんからね。
というわけで、休憩タイムからの
「勉強の再開」に自信がない人は、
「勉強の再開予定時刻」
をどこかにメモして
脳の潜在意識にその時刻を
ガッツリ植えつけた上で、
楽しい楽しい休憩タイムに
入るのがおススメです。
こういう
“ほんのちょっとのひと手間”
によって、結果が大きく左右される
ことは少なくないので、
“ひと手間”とか“ちょっとした工夫”
を軽視したり馬鹿にしないで
大切にしてほしいと思います。
それではまた。