- 2015-12-26
- おすすめ記事, センター試験対策, 受験を突破する健康管理術, 直前期の勉強法
こんにちは、中西です。
前回は、大事なことなのに
「寒くなると怠りがちなこと」
の1つとして、
「水を飲む」
という行為を取り上げました。
今回もこのシリーズで。
今回取り上げたい
「寒くなると怠りがちなこと」は、
【 外を歩く 】
という行為です。
あまりにも日常的な行為なので
軽視されがちですが、
実は今の時期ほど「外を歩く」ことの
重要性が高まる季節もありません。
この時期は、
冬の寒さが本格化すると同時に、
受験の「直前期」という
もっとも勉強する必要性が高まる
シーズンに突入します。
そのため、他の季節と比べると、
1日の中で長時間にわたって部屋の中に
こもりっきりになりがちです。
寸暇を惜しんで勉強しなければ
なりませんし、
わざわざ寒い外を出歩きたくないですし、
冬休みに入って1日中自由に
使える時間も増えます。
そのため、状況的に他の時期に比べて
圧倒的に部屋の中にこもりがちに
なってしまうのは、
ある意味自然な成り行きかもしれません。
が、それゆえにあえて
「外を歩く」ことを強く意識して
おかないと、
思いがけなく調子を狂わせて
しまいかねないので
注意しておいてください。
「外を歩く」のが重要な理由は
4つあります。
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<寒くても「外を歩く」のが重要な理由>
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1、運動不足を防いで健康を維持する
2、勉強に向かうやる気を高める
3、部屋のこもった空気ではなく
外のきれいな酸素を吸って
精神をリフレッシュする
4、太陽の光を浴びて体内時計を調整する
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・・・シンプルに表現すると
こんなところですが、
一つ一つ細かく解説していくと
それだけで一記事になりますし、
過去に何度も書いているので詳細は省略。
ちなみに“うつ”の症状も外を歩くことで
改善することが判明しています。
この時期は精神的にもはりつめたり、
不安になったりと大変だと思いますが、
そういう時期だからこそ
精神を安定させるためにも、
あえて外を歩いてみてください。
10分歩くだけで心身が驚くほど
リフレッシュすることがわかると思います。
今回とくに強調したいのは、4の
「太陽の光を浴びて体内時計を調整する」
ことの重要性です。
人間は太陽の光を浴びて
14時間後くらいから、
睡眠をうながすメラトニンという
ホルモンを分泌させはじめ、そこから
少しずつ眠気を感じはじめます。
ところが太陽の光を浴びておかないと、
このバランスが崩れ、夜になっても
眠気がなかなか来ない状態に
陥りやすくなります。
すると夜に寝付けなくなり、
朝起きるのが遅くなり・・・
という形で、
冬の「朝の寒さ」と
「休みの自由度の高さ」が重なって、
朝を寝坊しがちになり、
生活が乱れてしまいかねません。
「外を歩く」ことで
心身のリフレッシュにつながるのは
即効性が高いので
すぐ実感しやすいのですが、
「体内時計の調整」は
14時間以上たってから影響が
出てくるので、
なかなかその重要性が
理解しにくいのです。
が、これを怠っていると
寝付けなくなって心身の
バランスも崩れやすいので
注意しておいてください。
理想は、午前中の早い段階で、
一度外に出て歩くことですね
(家で勉強する人も)。
それだけで一日の調子が全然
違ってくるのがわかると思います。
それではまた。