こんにちは、中西です。
大半の人は“より良い人生”を歩みたい
と思って生きています。
「受験」はそれを実現するための一つの
手段なわけですが、これから自分が
“より良い人生”を歩んでいくためには、
自分自身の“運が良い”ことも条件の1つ
になると私は考えています。
これはそんなにスピリチュアル的な話では
なくて、普通の一般的な話です。
生きていく上で「運が良い」ことの重要性
を最初に学んだのは、私の場合は松下幸之助でした。
彼は物質的にどんどん豊かになっていた高
度経済成長期において、日本の社会をもっ
とも物質的に豊かにした会社(松下電器・
パナソニック・ナショナル)のトップだっ
たわけですが、
同時に彼は当時(から今に至るまで)日本
の経営者の思想的なリーダーでもありました。
その彼があちこちで頻繁に語っているのが
「運が良い人になること」の重要性です。
物質社会を作ったトップがこれを言ってい
るわけです。
彼は成功の秘訣を聞かれたら、必ずと言っ
ていいほど「運が良かったから」と答えて
います。
さらには、社員の採用条件や彼が設立した
松下政経塾の入塾に際しては「運が良いこ
と」が条件になっているほどでした。
余談ですが、私が以前仕事の面接を受けた
ときに、その面接官から「あなたは自分の
ことを運がいいと思いますか?」と聞かれ
たことがあります。
私は自分のことを心底運が良いと思ってい
るのですが、面接でこの質問を受けたときは
「ここの社長は松下幸之助ファンだな」
とピンと来て、とりあえず何も知らない顔
をして「え、運ですか?運はとてもいいで
すよ!」と笑顔で爽やかに答えておきました。
当然採用だったのですが(笑)、数年後、
その会社は破産申請(倒産)したという
オチ(°□°;)カイシャノウンガ・・・
なお、松下幸之助はもともとの天運のよう
なものは8割ほどで、残り2割は人の努力に
よると考えていて、その2割の努力がトータ
ルの運命を決めていく、と考えていたようです。
この考え方は、ビジネス界でもよく知られ
ているイタリアの経済学者パレートが発見
した「80:20の法則」(経済において、全
体の20%の要素が残り80%を成り立たせて
いるという法則。経済以外の事象にも当て
はまることが多い)とも一致しています。
ここまでの話を聞くと、社会人向けの話を
しているように思った人もいるかもしれま
せんが、別にこれは社会人とか学生とか全
然関係なくて、
受験生や学生でも、そのステージにおいて
うまく生きていくには「運がいい」ことが
重要なのです。
ではどうすれば「運がいい」人になれるのか?
これには簡単な条件が2つあるのですが、
このまま書くとちょっと長くなりそうな
ので、次回に続けます。
To be continued
追記 続きをアップしました。