- 2016-5-28
- Todoリストで受験勉強するコツ, おすすめ記事, 効率的な勉強法~基礎編~, 勉強計画の立て方
こんにちは、中西です。
1日の勉強を進める上で、時間を最大限
有効に使いたい場合は、事前に
「やることリスト(Todoリスト)」
を作るのがおすすめです。
今日どんな勉強をやるのかを箇条書きで
書いていく。それが終わったら線で消していく。
基本はそれだけ。
しかしその作成に慣れていない人の中には、
やることリストを作って勉強するのが億劫
だったり、その重要性を実践で理解する前に、
うまく行かずに挫折してしまうことが多々あります。
やることリストの作成はそんなに難しい話
ではないのですが、どうもその重要性が
イマイチわからないとか、億劫でなかなか
習慣化するのが難しいという人は、
少しハードルを下げて習慣化していく方法
もあります。その方法とは、
【 やることリストではなく、
「やったことリスト」を作る 】
という方法。やることリストが何となく
心理的に億劫な人は、この
「やったことリスト」
から始めることで、やることリストの
重要性を自然に認識しやすくなります。
そもそも「やることリスト」というのは
「これからやる予定」のことですが、
「やったことリスト」は、その名の通り
「すでに終わった予定」のこと。
その「すでに終わった予定」だけを
記録していくわけです。
別の言い方をすると、やることリストは
「今日の目標」ですが、やったことリストは
「今日の結果」になります。
まずはその「今日の結果」(=今日やった
勉強内容)だけを、毎日メモしていく
ということですね。
いわばTodoリストならぬ、Doneリスト。
「今日の目標」を作るとなると、時間の
見積もりなど脳内シミュレーションも
少し必要なので慣れるまでは億劫だったりしますが、
「やったことをメモする」のは、やった事実
を書くだけですから頭を使わないので簡単ですし
書くときに満足感もありますヾ(´▽`)ノ。
この「やったことリスト」は一日の終わり
にまとめて書いてもいいですが、思い出す
のも面倒くさいでしょうから、
“一つのリストが終わるごと”に、そのやった
内容と大体のかかった時間を箇条書きで
さらっとメモしてもいいです。
いっけん何の意味も無いように思えるかも
しれませんが、実はこれが蓄積されていくと、
いろんな気づきが出てくるのです。
たとえば、一日の終わりに今日の
「やったことリスト」を見返したときに、
衝撃を受けることがあります。
「今日は4時間も時間があったはずなのに、
なんでこんなに勉強量が少ないんだ(゚口゚;」とか
「なぜこの勉強に2時間もかかったんだ!?
1時間もあれば十分できたはずなのに(゚д゚;)」
といった形で、自分の時間の使い方に
かなりムラがあることや、思いのほか
勉強量が少ないなど、必ずと言っていい
ほど何らかの気づきが得られるのです。
ほとんどの場合、その気づきは
“ショック”なのですが(笑)、
それは記録を取らなかったら
得られなかったショックです。
そしてその“ショック”は、リアルな現状
把握ができつつあることを意味しますので、
良いショックなのは言うまでもありません。
このショックが
「このままではいけない。改善しなくては!」
という、いい意味であなたに危機感と
やる気を与えてくれるようになります。
ここまで来ると、自然な流れで
“次のステップ“に進みやすくなるわけですね。
次のステップとは、つまりは「やること
リスト」を作ってから勉強を開始すること。
それを作らないと時間の使い方がムラだら
けになることに実感を伴って気づいたから、
次のステップに自然な形で行けるように
なるわけです。
「やることリスト」が大切だという話を
聞いても、頭でわかっただけではなかなか
習慣化できないことも少なくありません。
そういう状況の人は、リアルな危機感を
ともなってその重要性が感覚的に理解できる
「やったことリスト」(Doneリスト)
をまずは作ってみるのが簡単でおすすめです。
よかったら一度試してみてください。
それではまた。