- 2016-5-27
- おすすめ記事, 勉強の習慣化, 勉強の集中力をアップさせるテクニック
こんにちは、中西です。
勉強のパフォーマンス(生産性)を高める
上で重要なポイントの1つが、
勉強の集中力を「安定的に維持する」こと
です。
ある日はすごく集中できたけど、
ある日はまったく集中できない。
そんな日によって集中力に大きな波がある
ようでは、長期的には勉強量を大してこなせません。
長期的に安定した勉強量をこなしていく
ためには、できる限り波のない
「安定した集中力」が欠かせないわけです。
しかし、勉強がまだ習慣化できてないうちは、
そのあたりが不安定で日によって波がある
ことも少なくありません。
集中するためのコツやそのための参考になる
情報は過去記事にたくさんありますが、
最終的には自分の状況・環境において
集中力を「安定的に維持する」パターン
を見つけていく必要があります。
そのためにおすすめの方法を1つ挙げるなら、
【 集中力の1行日記 】
を付けることです。
日記といっても、実質はただのメモ。
ようはどういう状況のときに自分は集中
できたか・できなかったかをメモするだけです。
「1行日記」としているのは、勉強が
習慣化できていない段階の人がしっかり
文章で振り返りをしようとすると挫折する
ことがあるので、
「1日1行以上のメモでOK]
というルールにするため。
1日につき1行(以上)でいいので、普通の
日記のように1日の終わりに書かなくてもよく、
日中のどこかの段階で集中力について
何か気づきがあり、その時点でさっと
それをメモしたら、今日の分は終わりにします。
書き方は何でもいいのですが、たとえば
「昼食で○○を食べたら午後がいつもより眠かった」
とか
「休憩時間に外を軽く歩いたら、
その後集中力が上がった気がする」
とか
「大好きな英単語の勉強を先にやると調子が出やすかも」
みたいな、仮説も含めて自分の中で集中力
に関する気づきがあったら、何でもいい
ので1行だけメモするわけです。
別に毎日違う内容でなければならないわけ
でもありませんので、3日前のメモと今日
のメモが同じ内容でもOK。
ただしダブりの内容でもささいな内容でも
いいのですが、必ず1日1行はメモするよう
にします。
集中力について気づきが全くない日なんて
あり得ませんので、必ず何かを書くようにします。
1行だけなら、毎日必ず何か書けますので
安心してください。
その「毎日1行書く」というアウトプット
の前提があることにより、脳内にアンテナ
が立って、日中の自分のパフォーマンスに
いい意味で敏感になれるのです。
大事なのは、気づきのメモを蓄積することで、
自分の集中力のパターンを把握すること。
「1行以上」だから数行書いてもいいですが、
仮に1行だけ毎日メモしていくだけでも、
1ヶ月後には30個もの集中力の気づきが得られます。
2ヶ月もすれば60個にもなります。
この気づきのメモのストックが、日数が
経つにつれて自分の集中力や勉強の
生産性にプラスの影響を与えてくれる
ようになるわけですね。
1行のメモなんて数秒~30秒もあれば書ける
わけで、本当にあっというまに終わる作業ですが、
それでも毎日蓄積していくと数ヶ月もすれば
ものすごい宝の山になります。
なんせそのメモは、すべてあなた独自の
状況・環境から導き出されたオリジナルメモ
なので、一般的な情報収集では決して手に入らない、
自分だけの非常に価値の高いデータになります。
(最悪そのメモを後日見返すことがなかった
としても、気づきを活字として残すアウトプット
の作業をすることで、自分の脳内にその気づきが
記憶として刻まれますから十分意味があるわけです)
ちなみに私はそんなメモを10年以上続けて
いますので、もはや測定不能なほど膨大な
気づきのメモを持っています(笑)。
本にしたら何十冊分にもなると思いますが、
そのメモの蓄積から導き出されたパターン
や気づいたことや一般化できる話などを、
一部このメルマガなどで紹介しているわけです。
なお、書く媒体は手帳でもスマホでも何でも
いいですが、意外なところで
「単語カード」
もかなりおすすめ。
やり方は簡単で、単語カードの表に気づいた
ことを書き、裏に日付をさっとメモするだけ。
1日につき、カード1枚ずつ作るわけですね。
単語カードなら見返すときも簡単ですし、
すでに自分の中で当たり前になった情報
についてはカードの束から捨てることもできます。
手元に残るのは常に大事な気づきのカードのみ、
という状態になるとヾ(´▽`)ノ
この肉体的・精神的・時間的にほとんど
負担のかからないわりに、ほんの1~2ヶ月
でとても貴重な宝の山に変身する
「集中力1行日記」
は個人的にかなりおすすめですので、
よかったら試してみてください。
それではまた。