- 2016-3-15
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こんにちは、中西です。
前回は、「好きなこと」で
生きていくタイプの中には、
プロセスを完全に楽しむ
「プロセス型」
と、プロセスすべてを楽しめる
わけではないが
「好きなこと(テーマ・分野)」
の中で何らかのミッション
(使命・目標)を持って、
その達成を目指していく
「ミッション型」
の2タイプがあるのではないか、
という話をしました。
<前回の記事>
Youtuberから学ぶ!
2種類の「好きなことで生きていく」
ちなみに多くの人が考える
「プロフェッショナルになる
(プロを極める)」
という目標は、プロセス型の
要素もありますが、ミッション型の
要素がより強い目標だといえます。
では、この2つのタイプは、
どちらがより
「好きなことで生きていく」
のに適切なのか?もっといえば、
どちらがより幸せな選択肢なのか?
いっけんすると、プロセスすべてを
純粋に楽しめる“プロセス型”の方が
いいように思えます。
しかし“ミッション型”にも
見逃せないポイントがあり、
それはミッション達成時に
すべての苦労を帳消しにするほどの
大きな達成感を得られる点です。
ミッション型はプロセスで苦しいこと
があったとしても、そのミッションを
達成したときの達成感がハンパないヾ(´▽`)ノ
というわけですね。
このあたりは山登りや受験勉強と同じです。
例えるなら登山は多くの場合ミッション型、
海で泳いで楽しむのはプロセス型、
参考書に線を引いて読むのはミッション型、
小説を読むのはプロセス型。
では「好きなことで生きていく」には、
どちらのタイプがより“幸せ”なのか?
実は、これについては
世界的にも有名な心理学者
マーティン・セリグマン博士の説が参考になります。
セリグマン博士によると
“幸せ”には5つの要素があるというのです。
その5つというのは、
1.「ポジティブな感情と喜び」
2.「何かを達成すること」
3.「他者とのかかわり合い」
4.「何かに没頭すること」
5.「意義を見出すこと」
という5つ。
さらにこの5つ中で
幸せ度にとくに影響する重要な項目が
4の「何かに没頭すること」と
5の「意義を見出すこと」だそうです。
この重要な2つの要素も含め、
上の5つの要素をよく見てもらうとわかりますが、
上の5つの要素は
プロセス型にもミッション型にも
それぞれ複数含まれています。
各要素が含まれる個数や割合は、
状況差・個人差・環境差によって
千差万別だとしても、
プロセス型もミッション型も、
5つの要素のうち複数が含まれる
のは間違いなさそうです。
であれば・・・答えはもう出ましたね。
そうです。
「どちらがより幸せになれるのか?」
の答えは、
「どっちでもいい」
ということです。
もっとわかりやすく、私の出身地の
方言を交えて言いますと
「好きなように生きたらええねん」
ということになります<(_ _)>
なんと
「好きなことで生きていく」
ことについて突き詰めて考えると、
そのポイントは、
「好きなように生きていく」
ことだという結論になりました。
どうやら世間一般に多くの人が
思っている以上に、この世界は
「好きなように自由に生きていい世界」
という結論になりそうです。
To be continued
※追記:次回の記事⇒「プロを極める」「この道一筋」より「好きを楽しむ」人の本