- 2016-12-17
- おすすめ記事, センター試験対策, 受験を突破するマインドセット, 受験生が陥る不安・焦りの対処法, 直前期の勉強法
こんにちは、中西です。
たぶん関西人は、みんな意気消沈してると
おもいます。。
▼吉本新喜劇の島木譲二さんが死去
「大阪名物パチパチパンチ」などで人気に
http://www.oricon.co.jp/news/2083199/full/
島木さんは新喜劇の人なので、関西以外の
人にはあまり知られてないのかもしれませんが、
関西人で彼を知らない人・嫌いな人は
いないと思います。
私は10代のとき実家が滋賀県の土産屋で、
お店でうどん・そばも売っていて、
土曜日になると、よく店のうどんを食べながら
新喜劇を見てました。
島木さんはほとんど毎週出てた印象がありますね。
もう彼が登場してくるだけで舞台の雰囲気が
ガラっと変わるんですよ。
彼が登場したら、このあと何をやるか
みんなわかってるんですが、
わかっているのに面白い。
「どうせこのあと脱いで裸になるんやろ。
わかってるから。
早く裸になってパチパチパンチ見せてーや(*´∀`)」
って感じでした。
吉本新喜劇は徹底的にマンネリのギャグを貫いてますが
マンネリの偉大さって確かにありますよね。
島木さんは顔と体は超いかついのに、
どこか茶目っ気のある不思議な方でした。
ちょっと前に竜じいも亡くなりましたし
一つの時代が無くなっていくようで
寂しい限りです。
島木さんのご冥福をお祈りします。
「大阪名物」の楽しい時間を
ありがとうございました。
本題へ。
お笑い続きで恐縮ですが、
前回の冒頭で、高学歴芸人の2人が、
センター試験でかなり大きな失態を
犯していた話を紹介しました。
▼センター試験で失神…立て直し京大へ
ロザン宇治原さん(朝日新聞デジタル)
www.asahi.com/articles/ASJDF3QYTJDFUEHF004.html
▼センター試験中鼻血どばーっ!
お笑い芸人石井てる美さん(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/articles/ASHDM0RK8HDLUEHF015.html
今回は、この話をもう少し突っ込んで考えてみます。
「最悪の事態を想定しておく」というのは、
危機管理においては常識といえる考え方ですが、
これは受験においても同じなのです。
「最悪の事態」を想定することを嫌う人は
少なくありませんが、
「起こってほしくない」という自分の願望と、
それが実際に起こったときの対策については、
分けて考える必要があります(当たり前)。
個人的に「最悪の事態」よりも最悪だと思うのは、
「起こってほしくないこと」は
「考えないようにする」という姿勢でいる人です。
こういう人、びっくりするくらいに多いです(゚o゚;;
間近にせまっているセンター試験で言えば、
それこそ鉛筆の芯が折れたらどうするか、
教室が寒かったらどうするか、
といった細かいものから、
当日に交通機関が動かなくなったらどうするか、
さらに結果として思わしくない点数だった
場合はどうするかなどなど、
あらゆる「最悪の事態」を想定しておいて
ちょうどなのです。
逆に「最悪の事態」を想定するのを嫌がって
「都合のいいこと」「楽観的な想定」
ばかりしている人は、その想定から逃げた
ことと引き替えに、
以下のようなリスクを抱えることになります。
—————————————–
1,常に“ぼんやりした不安”がつきまとう
2,“今”に集中しづらくなる
3,“いざ”というとき必要以上に狼狽する
—————————————–
「最悪の事態」(とその対処法)を考えら
れる限り考えておくと、
直前期にありがちな「不安」が最小限になり、
「今この瞬間」に没頭できるようになります。
さらに、最悪その事態が起こっても
「予定通り対処する」だけなので、
必要以上に狼狽することもなくなります。
「悲観的なことを考える」のが悪いのではなく、
「悲観的に考えて、楽観的に行動すること」
が重要です。
時期的にいろいろ神経質になる時期でも
ありますが、だからこそ、悲観的な想定
から逃げないようにしてほしいと思いますね。
今回は「考え方」の話でしたが、こういう
自分の「考え方」が、
結果的に自分の行動を決め、現実を作っていきます。
「悲観的なことを考える」
ことを悲観的に思わないようにしてくださいね。
それではまた。