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今年に入ってから、こちらの音声教材が
おかげさまでめちゃくちゃ売れています(感謝!)
大学受験生でまだ聴いていない方は、
ぜひ聴いてください。強くおすすめします。
私が早稲田、上智、同志社と
英語の難関大学に合格できたのはこのおかげです。
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こんにちは、中西です。
前回もお話したとおり
受験直前期になると、どうしても
不安や焦りといった感情は必然的に出てきます。
これは合格に向かって毎日真剣に
勉強に取り組んでいる人なら誰でも
湧き出てしまう感情であり、
それ自体は問題はありません。
大事なのはその不安や焦りに
飲み込まれないようにして、
最小限にその感情を抑えながら
それとうまく付き合って勉強することです。
この不安や焦りを軽減する方法や
考え方などは多数あり、前回お話した
【 不安とワクワクは表裏一体 】
という考え方による気持ちの切り替えも
その方法の1つです。
もう1つ、私が受験時代に直前期に
よくやっていた方法をお話しますと
「合格体験記の“直前期の部分”だけ読む」
という方法です。
これは私にとってはかなり不安や焦りを
緩和してくれる効果がありました。
ご存じの通り合格体験記というのは、
少し前に自分と同じ受験生の境遇にいた
先輩たちの体験レポートです。
その中には直前期をどう乗り越えたか、
どうやって過ごしたか、といった
ノウハウ的な話があると同時に、
直前期をどのような心理状態ですごし、
それをどう乗り越えていったかが
書かれていることも多いです。
まさに今の自分と同じ境遇のときの
体験談を読むと深く共感できる点が多く、
「こうやって先輩も乗り越えたんだ」
「私も頑張ろう」
と前向きな気持ちに切り替える
スイッチを入れやすいのです。
合格体験記というと
受験のスタート時に読む人も多いですが、
そのときに読んだ直前期の話と、
実際に直前期に来たときに読む直前期の話は、
全く違う共感や気づきをもって読むことができます。
まさにこの直前期にこそ、
あらためて読む価値のあるものが
合格体験記だと私は思っています。
(もちろん、空き時間や休憩時間にです。)
ただし体験記の中に書かれている
勉強法など具体的なノウハウは、
すでに自分なりのものが確立されているなら
あまり参考にしなくてもいいでしょう。
そちらより体験記の心理的な部分に共感できることで、
今の自分の不安や焦りを緩和し、いい刺激を受けて、
新たなやる気を生み出せることが少なくありません。
休憩時間にスマホをいじるくらいなら、
合格体験記の直前期の部分だけでも
パラパラと読み返してみましょう。