- 2015-12-2
- おすすめ記事, 勉強の集中力をアップさせるテクニック
こんにちは、中西です。
ここ最近、
「締め切り効果」
を利用する方法について解説しています。
今回もこの流れで。
私には妹がいるのですが、
昨日、妹からメールである質問を受けて、
その答えをメールで送ることになりました。
そのメールの回答は
長くなりそうだったのですが、
私はキッチンタイマーを持ってきて
「絶対に10分以内に終わらす!!」
と決めて書き始めました。
すると猛烈に集中して書くことができ、
結果的に1000文字ほどの文章を
10分弱で書き上げられたのです。
今調べてみたらワープロ検定1級が
800字/10分のようなので、
昨日のメールはかなり速いほうだった
ことになります。
まあ身内への適当なメールで、
文法も誤字脱字も一切気にする
必要がなかったのもありますが、
ふつうに書いてたらヘタしたら
40分~1時間以上かかっていた可能性もあります。
(妹へのメールごときに(´Д`lll))
実はこのメルマガの執筆も同じで、
時間を決めて、その上で
「今から早く書くぞ!」
と気持ちのスイッチをしっかり
入れてからスタートすると、
かなり早いスピードで書けるのです。
これは勉強に集中するときも
同じ要領なのですが、
ポイントは、
1.終了時刻(or制限時間)を明確に決めること
です。この点につていはここ数日お伝えしてますね。
あいまいさを残さず、
「明確に」
はっきりと終了時刻(or制限時間)を決める
のがポイントです。
これだけでも集中できるのですが、
ここでさらにもう1つ集中力を高めるコツが、
2.「今から終了時刻(or制限時間)まで集中するぞ!」
とスイッチを入れること
です。「スイッチを入れる」というのは、
簡単にいえば、自分自身にしっかり言い聞かせること。
めちゃくちゃシンプルな話ですし、
いっけん抽象的なマインド論にも思えますが、
上の私の執筆例のようにこのマインドセットを
忘れてる人が多いので、
それを意識してしっかり入れるだけでも
めちゃくちゃ結果が変わってくることが多いです。
ふだん勉強をしていてある程度
集中できるようになると、
その集中レベルが当たり前になってきます。
が、とくに強く意識していなくても
ある程度集中できている場合は、
そこにあえて意図的に
強めのマインドセットを注入すれば
さらにもう数割~場合によっては数倍の
集中力アップが見込めるようになります。
「終了時刻(or制限時間)を決める」
というのは、集中するための
“仕組み”といえますが、
こういう仕組みがうまく機能して
ある程度集中できるようになると、
今度はマインドセットの重要性を
忘れがちになります。
勉強に集中する上では
「仕組み」と「マインドセット」は車の両輪
のようなものだと思ってください。
どちらか1つだけでも
集中できる場合も少なくないですが、
両方そろったときに
はじめて最高の集中力が手に入ります。
「今から終了時刻(or制限時間)まで
思いっきり集中するぞ!」
というマインドセットは、
いっけん当たり前すぎて、
意識しないと勉強中は忘れてしまいやすいです。
しかし、このシンプルすぎる
マインドセットの効果は
全くバカにできないものがありますので、
ぜひ最高レベルの集中力を維持したい人は
集中する仕組みとともに
集中するためのマインドに
切り替えるスイッチを
1日に何度となく入れていくことを
忘れないようにしてください。
それではまた。