- 2016-11-3
- おすすめ記事, 勉強のモチベーションアップ, 受験の意味を考える, 受験を突破するマインドセット
こんにちは、中西です。
私は、勉強はもちろん、何らかの大事な目
標や実力を身につけたいと思ったときに、
非常に気をつけておかないといけないと思
っているポイントがあります。
それは
【 「飽き」を感じ始めてからが本当の勝負 】
だということです。
勉強でも仕事でも習い事でも趣味でも、
ほとんどの「継続して実力を身につける」
という性質のある物事においては、
この「『飽き』を感じ始めたとき」が
重要な分岐点になると考えています。
というのは、多くの人がそれに耐えられ
ずに“脱落”してしまうからです。もう見
事なまでに「飽き」に耐えきれずに脱落
していく人のなんと多いことか(°□°;)
・・・という感じ。
ほとんどの場合、「飽きたからやめます」
とは言わずに、何らかのもっともらしい
別の理由を見つけてくるのですが、
実は本音では、やめた理由は単なる
「飽き」だったりするのです。
めっさ偉そうに言ってますが、私自身も
過去には「飽き」が原因でやめってしま
ったことは何度もあって、これじゃいか
ん!と思い始めて、ようやく冒頭の
「『飽き』を感じ始めてからが本当の勝負だ!」
という悟りの境地(゚-゚)に至った次第。
なお、脳の研究者によると、脳科学的にも
人の脳は新しいものを求めやすい傾向があ
るようです。
結局、愚直に物事を続けられるかどうか
というのは、「肉体的な忍耐力」より、
「『飽き』に対する精神的な忍耐力」
が問われるのだと思います。
でも、たかだか1年弱の受験勉強において
さえ、この「飽き」に負けて、次々と新
しい参考書、新しい問題集に手を出して
いく人も少なくないわけです。
こういう「飽き」に負けて、そのたびに
新しいことに手を出していくタイプの人
は、私が言うのもなんですが、絶対に何
も目標を達成させられないと思います。
余談ですが、起業でも全く同じで、起業
してうまく行かない人のパターンの中でも、
この「ちょっと飽きたらすぐ別のことを
やり出す」というパターンはすごく多いです。
それを頻繁に繰り返して、一向にうまく
いかない(ノД`)・゚・。みたいな人も少なく
ないのですが、これもようは「飽き」に
負けているわけです。
もし今あなたが受験勉強でなんとなく
「飽き」を感じ始めているなら、
そこからが本当の勝負
だと思ってください。その「飽き」の
感情が分岐点になります。
「この問題集、ちょっと飽きてきたなぁ」とか
「毎日毎日、この参考書開いてばかりで、
ちょっと飽きてきたなぁ」と感じているなら、
まさに今自分は“分岐点”にいると
思いましょう。「思う」というか、
それは「事実」ですから。
そして
「みんな“ここ”で脱落していくんだ。
俺(私)は絶対脱落しないぞ!」
と思うといいです。
この理屈を頭の片隅に入れておくと、
私の経験則ですが、「飽き」を乗り
越えていくことが、ちょっと楽しく
感じるようになります。
まず大事なのは、「飽き」が自分に
とっての「最大の敵」であると
“気づく”ことなのかもしれません。
よかったら参考にしてみてください。
それではまた。