- 2016-2-5
- おすすめ記事, 勉強の集中力をアップさせるテクニック, 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは、中西です。
今回も、本文に関連した
こんなニュースから。
▼アマゾンCEOのベゾスは「1日8時間睡眠」
ビル・ゲイツやティム・クックも7時間眠っている(BLOGOS)
http://blogos.com/article/157364/
※元記事:The Sleep Habits Of Highly Successful People(Forbes)
簡単にまとめると・・・
—————————————–
・アメリカのForbes誌で
21人の成功者の睡眠を紹介。
意外にも十分な睡眠時間を確保している人は多かった。
・ただし、同じ睡眠時間でも
就寝時間と起床時間は実にさまざま。
<7時間睡眠のトップ経営者>
マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ
(午前0時~7時) の7時間睡眠
アマゾンの創業者でCEOのジェフ・ベゾス
(午後10時から午前5時)の7時間睡眠
ツイッター創設者のジャック・ドーシー
(午後10時半~午前5時半)の7時間睡眠
アップルCEOのティム・クック
(午後9時半~午前4時半) の7時間睡眠
ハフィントンポスト編集長のアリアナ・ハフィントン
(午後10時~午前5時) の7時間睡
政治家ベンジャミン・フランクリン
(午後10時~午前5時)の7時間睡眠
・上記以外に「8時間睡眠」のトップ経営者も多い
—————————————–
・・・ということです。
そういえばホリエモンも8時間睡眠と
言ってましたね。
上記企業の経営者なんて世界でも
トップクラスでスーパー鬼忙しい方々ですが、
そんな方でもこれだけの睡眠時間を
確保しているということです。
前回詳しめに書きましたが
「眠気に耐えることが一生懸命のあかし」
とかなんとかいった考え方が
どれほど恥ずかしい考えか、
オロ○ミン○を飲みながら
考えてみてくださいませ。
(↑意味がわからない人は昨日の記事へ)
本題。
今回は、前回の続き。
前回の記事を読んでないとわからないので
まだの人はこちらをどうぞ。
前回は、
「眠気に耐えられない人」
=精神的に弱い人、忍耐力の無い人、ださい人
ではなく、本当にださいのは、
「眠気に耐えて頑張らないと成立しないような
ヘタな自己管理しかできない人」
であり、結論として、
【 「眠気に耐えて集中できない自分が情けない」
という悩みはありえない 】
というお話でした。
睡眠においてはこの“基本的な考え方”を
正しく持つのが一番重要なのですが、
とはいえ、あくまでそれは考え方の話なので、
実際は今回の相談者さんのように
「日中に眠気が襲ってきた」
ということは起こりえます。
そのときに
「適切に対処できるかどうか」
も、あらかじめ睡眠不足を予防するのと
同じくらいに重要だということです。
つまり大事なのは、
1、眠気に耐えて頑張らないといけないような状況を防ぐこと
2、もし眠気が襲ってきたときに、適切に対処すること
という2点だということですね。
ちなみに今回の相談者さんは、
日中の眠気とずっと格闘していました。
相談内容を見ても
「いったいどうすればこの強い眠気に耐えられるのか」
という発想だったのがわかります。
が、前回も書きましたが、
よほど特殊な緊急事態をのぞき
「眠気に耐えて頑張る」必要はない
のです。
仮に頑張れたと思っても、それは
自称“頑張っている”だけであり、
記憶力も集中力も低下していますので
生産性は著しく低く、
ただの自己満足にすぎません。
だから眠気に耐えて頑張る必要はなくて、
眠気が襲ってきたら、
寝るのが一番なのです。
拍子抜けするほど、簡単な話。
ここでいう「寝る」とは「仮眠」のことですが、
私の独断と偏見でいうと、多くの人が
「仮眠」の重要性を低く考えすぎています。
日中に眠気を多少なりとも感じたら、
もっと積極的に「仮眠」(昼寝含む)を
導入した方がいいです。
ここで大事なのは
「仮眠」の定義なのですが、私は
「目を閉じているだけ」
でも仮眠と判断しています。
目を閉じるだけでも
脳のリフレッシュ効果(集中力回復効果)があるのは、
研究でも、私の個人的経験からも、
受験生の体験からもハッキリしています。
パソコン・スマホのデータでもそうですが、
テキスト(文字)ファイル→音声ファイル→動画ファイル
という順番でデータが重くなり、
機器に負担がかかるわけですが、
目から入ってくる“映像”を脳が処理するのも
「パソコン・スマホに
動画ファイルがどんどん増えていく」
ようなもので、脳にとって大きな負担になるのです。
だから
視覚(映像)を遮断
=目を閉じる
=仮眠をする(数分~20分程度)
だけで、一気に脳がリフレッシュする
ことが非常に多いわけですね。
脳に音声データを取り入れる
「耳をふさぐ」より、
動画データを取り入れる
「目を閉じる」ほうが脳は休まります。
そこはパソコン・スマホと同じだと
私は考えています。
もとの相談者さんも
目を閉じて仮眠をしてもらったら
あっさり調子が戻りました(笑)
というわけで、
「仮眠」は勉強に集中し続ける上で
かなり重要なテクニックなのですが、
どうもその重要性を低く考えている人が
まだまだ多い気がするので、
受験生は勉強の合間の「仮眠」を、
もっと遠慮なく、積極的に
導入していくことをおススメします。
それではまた。