- 2015-11-2
- おすすめ記事, 勉強のモチベーションアップ, 受験を突破するマインドセット, 受験生が陥る不安・焦りの対処法
こんにちは、中西です。
先週、受験生からこの時期によく届く、
「今からでも間に合いますか?」
という質問について、
私の回答を記事で書きました。
その後、
このメルマガ読者さんからも
ご意見を広く募集したところ
たくさんのご意見・ご感想を頂きました。
皆さま、ありがとうございました<(_ _)>
とくに参考になった方の意見を
数名分、リンク先の記事の下部に
追記で掲載しましたので
自分が今からでも
間に合うのか不安な受験生や
このテーマに興味のある方は、
参考にしてみてください。
ただし、いただいたご意見に対する
私の感想・見解は今回は書きませんので
ご了承を。
私自身の意見は記事の通りですので
中西の意見と、下部に掲載されている
皆さんの意見を合わせてご覧のうえ、
あなた自身の頭で考えてほしいと思います。
で、今回はこのテーマの最終回。
このテーマで3回ほどお届けしましたが、
秋のこの時期に、状況が黄信号ぎみの
受験生にとっては、非常に重要な
価値のあるテーマだと思いますし、
また、
このテーマをお届けできるのは
おそらくこの11月が最後では
ないかと思います。
だって12月に突入したら、もう
「今からまだ間に合いますか?」
なんて眠いことを言ってる場合では
なくなりますから(゚ロ゚;)
最終回の今回は、
昨日届いた、現役の高校教員の方からの
ご意見を紹介します。
数日前にも
教員の方や元予備校アドバイザーの方
などからもご意見をいただきましたので、
今回のテーマでは、
4名の教育関係の方から
ご意見をいただいてます<(_ _)>
今回ご紹介する方は、
さすが現場で高校生と
格闘されている方だけあって、
説得力がありました。
まさに
「勉強の集中力」
をテーマにしている
このメルマガにふさわしい
結論にもなっておりますヽ(´∀`*)ノ
ではどーぞ。
———————————————-
高校教員 Nさん
現在、高校で教員をやっています。
「今からでも間に合いますか?」
という質問、確かにこの時期多くなりますね。
私もこの間、似たような質問を受けました。
で、私の返答ですが、
「間に合わせてください。」
です。
この返答とともに、以下の質問もします。
「もし間に合わなかったら、
来年、浪人するの?
それとも、志望校のレベル下げる?」
と。
大抵の場合、浪人もイヤ、
志望校を下げるのはイヤ、という答えです。
ならば、勉強に集中するしかない。
手を広げすぎないように、
新しい参考書を買うよりも、
いままで使ったテキストを使って。
過去問もさっさと解こう。
形式慣れとともに
落とした問題の復習が大切。
「基本的なところで、しっかり点数を
確保できるように勉強しようね。」
とアドヴァイスしています。
この種の質問の最大の問題点は、
大切な時期にもかかわらず、
不安に煽られて、周囲が気になって、
肝心の勉強に集中できないという
状況に陥っていることです。
この時期、合格確実な子でも、
試験当日、インフルエンザになったら、
受験すらできない。
誰も2~3か月の後の
試験の合否なんて分からない。
少しでも合格を確実にするために、
体調管理と戦略的な
受験勉強をするしかない。
それはみんな同じ。
不安になるなんて、その時間そのものが勿体ない。
試験への自信は日々、
「今日も勉強したぞ~。」
という充実感の積み重ねからしか得られない。
「とにかく今に集中して。」
と励まして、
「頑張ってね。」
と送り出しています。
とにかく、
「受験勉強、精一杯やったな~。
一生懸命がんばったな~。」
という感覚は、
合否に関係なく大切だと思います。
合格しようとしまいと、
努力したという自信が、
その後の人生にも大きな糧になるのだと思います。
合格めざして頑張る受験勉強ですが、
合否に関係なく、
その後に人生を支えてくれるなんて、
素敵だと思いませんか?
今に集中して、
とことん受験勉強に励んで下さい。
(このくだりは中西先生もブログで
繰り返しておられますが、本当にそうです。)
全国の受験生のお役に立てれば嬉しいです♪
————————————————–
・・・・以上です。
見事な、素晴らしいご意見を
ありがとうございました(。´Д⊂)
Nさんの意見のポイントを
究極的に一言でまとめると
「とにかく今に集中して。」
ということ。このに凝縮されます。
今、この一瞬一瞬を大事にして、
集中することが十分に出来なかった人は
「受験勉強を精一杯やった!」
という感慨も持てないわけで、
それが一番のリスクということでしょう。
私も全く同感です。
合否の結果が大事なのは当たり前ですが、
かりに合否の否になったとしても
自分の受験時代に心底納得できるほどの
集中した時間をすごすべきだということですね。
では、今回のシリーズはここまでで。
参考になれば幸いです。
それではまた。
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