- 2015-10-26
- おすすめ記事, 効率的な時間管理術, 受験を突破する生活習慣術
こんにちは、中西です。
私は浪人時代のある時期から、
自習室
に通い詰めるようになりました。
その頃は浪人の上に、
授業も最小限(週に3コマだけ)
しか受けていなかったので、
1週間のほとんどの時間が
自分で自由に使える時間
になっていました。
「自由」
というと聞こえはいいですが、
こういう浪人生の自由の場合、
あまりにも自由すぎて
生活パターンが乱れて
しまいやすいのです。
ダラダラと夜遅くまで起きていたり、
朝も遅くまで寝ていたりといった、
不規則な生活パターンに陥る
リスクを抱えていました。
が、当時の私は、
その自由度の高さと
反比例するかのごとく、
めちゃくちゃ規則正しい生活
を送ることが出来ていたのです。
なぜ、そんな不規則になりがちな
自由度の高すぎる状況において、
私が超規則正しい生活を送れていたのか?
その理由は、
究極的には1つしかありません。
それは・・・
【 自習室が19時30分で閉まったから 】
です。
これが、超自由度の高い生活の中で、
不規則な生活に陥らず、
受験の最後まで
規則正しい生活を送れた
最大の原因だったと
今ではよくわかるのです
(当時はそんな分析など
してませんでしたが)。
正直、当時の気持ちとしては
「19時半以降も自習室で勉強したいのに!!
もっと営業時間を伸ばしてくれよ!」
などと思っていたのですが、
結果的に、この強制的に勉強を
終了せざるをえない環境によって、
本番まで規則正しい生活リズムを
崩すことなく、
毎日最大のパフォーマンスで
勉強することが出来たのでした。
ちなみに、私は
「家では勉強をしない」
というルールも一緒に決めていたのですが、
それも功を奏しました。
もし、
「自習室が19時半で終わるのだから、
家に帰ってからも、
まだ数時間勉強できるな」
なーんて思っていたら、
きっと私は夜中までダラダラと勉強して、
あっというまに不規則生活に
突入していたと思います。
何が言いたいかわかるでしょうか?
つまり、勉強の生産性を
最大限に高めるために
規則正しい生活パターンは重要であり、
それを維持するためには
【 「1日の終了時刻」
を超キッチリと守る必要がある 】
ということです。
私の場合、
「自習室が19時半で閉まる」
という強制力によって、結果的に
「1日の終了時刻」
をキッチリと守ることが出来たのでした。
不規則な生活パターンに陥る人、
ダラダラと勉強をしてしまっている人の
多くに共通するのが、この
「1日の終了時刻」があいまいになっている
点です。
規則正しい生活の中で、
勉強の集中力を高めて、
生産性を最大化したい人は、
ぜひその日の最初に決めた
————————–
「1日の終了時刻」
を何がなんでも守る
————————–
という決意をしてみてください。
これは勉強に限らず仕事でもそうで、
世界中のあらゆる企業が実験して判明している
ほぼ確定した事実が、この
—————————————–
「『1日の終了時刻』を守れない人は、
集中力・生産性が低下しやすい」
—————————————–
という法則なのです。
ぜひ、自分が決めた終了時刻が来たら、
スパッと勉強をやめる決意を持って
1日の勉強に取り組んでほしいと思います。
それではまた。