- 2017-11-24
- おすすめ記事, 受験を突破するマインドセット
こんにちは、中西です。
受験生が勉強のパフォーマンスを最大化さ
せるために心がけておかなければいけない
マインドセットはいくつかあります。
その中でも私自身が非常に重要だと考えて
いるマインドセットの1つが
「細かいところまで気を配る」
と言うものです。これが鬼重要。
これまで多くの受験生を見てきた中で、
日々の勉強の生産性が高い人は、例外なく
「細かいところまで気を配る」人ばかりでした。
例えば「復習のタイミング」をいつやるか
について、かなり細かく意識していたり、
目標の設定や勉強計画のたて方についても、
その表現方法や書き方の細部に至るまで
工夫していたりします。
集中力の土台となる睡眠・食事・運動と
いった各分野についても同じで、睡眠や
食事のタイミングはもちろん、それらの
アプリを使って管理していたり、
日々記録をとって、よりパフォーマンス
が高くなる睡眠の仕方・食事の仕方・運
動の仕方を考えていたりするのです。
オンライン自習室を見ていても、毎日そん
な細かい試行錯誤の話がたくさん書き込ま
れています。
これはあくまで一例ですが、要するに受験
勉強のやり方はもちろん、受験生活全般に
至るまで、「細かい部分に気を配る」と言
うマインドセットが行き渡っていることが
うかがえるのです。
(本人がそういう表現で意識してるかどうか
は別ですが、実践している行動を見ると、
明らかに「細かい部分に気を配っている」
のが分かるということ)
実はこの傾向はできる受験生に限らず、
できる社会人、できる企業、できるアーテ
ィストやスポーツ選手などでも、全く
同じ傾向があります。
いわゆるできるビジネスパーソンやできる
経営者の方で、細かいことに全然気を配る
ことがないと言う人は皆無だと思います。
むしろ第三者から見たときに「そんな細か
いところまで気を配っているのか!」と驚く
ことの方が多いです。
これについては先日六本木の「新海誠展」
に行った時にも驚いたことがありました。
「君の名は。」の制作プロセスにおいて
アニメーションよりも先にRADWIMPSの
音楽ができていたそうです(あの4曲は
全部「君の名は。」のために作られた)。
そしてRADWIMPSの音楽に合わせて、
その音楽がかかった瞬間に映画の1番盛り
上がるシーンが来るようにアニメーション
を制作して行った、と言う裏話がありました。
つまり通常はアニメが出来上がっていて
そこに音楽を当てはめるわけですが、
「君の名は。」はその逆で、音楽に合わせ
てアニメーションを作りこんでいったそう
なのです。
しかもその時に、新海監督がRADWIMPSに
「この部分をもう少しだけアニメに合わせ
て音程を変えてくれないか」
という形で、曲を変更する要望をしていた
り、どうしても曲の方を変えられない時は、
曲に合うように数秒だけアニメの方を修正する
といったこともしていたそうです。
実に細かすぎるほど細かい作業の積み重ね
で出来上がったのが、歴史に残る大ヒット
作「君の名は。」でした。
こんな例をあげれば無限にあってきりがな
いのですが、「神は細部に宿る」という言
葉があるように、この世のあらゆるものは
「細部にわたる細かい気配り」
によってできていますし、勝利する人たち
は(本人が他人に言うかどうかは別として)
実際のところ例外なく細かいことに意識を
向け続けた人たちなのです。
そしてその原則は受験生活でも、受験勉強
でも全く同じなので、「この世で勝利する
ための黄金法則(マインドセット)」だと言
う事ですね。
どの分野でも結果が出ない人に限って、
悪い意味で、「大事なところで大雑把」な
傾向があります。
私もまだ人に偉そうに言える人間ではあり
ませんが、今まであまりこういうマインド
を持つことを意識していなかった人は、ぜひ
「細かい部分にまで気を配る」
ということを、あらゆる部分において
意識してみて下さい。
とてもシンプルな話なので、今回のような
話は残念ながら「面白くない」と思われが
ちなのですが、
実はこのシンプルなマインドセットが日常
生活や人生に大きな影響与えることが少な
くありませんので、この点は忘れないでほ
しいと思いますね。
それではまた。
P.S
誤解されそうなので念のため少し補足して
おきますと、
「大事な部分では細かく」、
「大事でない部分では適度に手を抜く」
のがポイントになります。
たとえば私が知ってる日本トップクラスの
某メルマガ配信者の方は誤字脱字が少なく
ありません。一見すると「細かい部分を
意識できていない」ようにも見えます。
が、それは「時間を極限まで有効に使い切
るため」に制限時間を守って原稿を書くこ
とをより重視されているからです。
(と本人がおっしゃっていた)
つまり「時間を有効に使い切る」という
もっとも「大事な部分」において細かく
徹底する代わりに、それと引き換えに重要
度の低い「メルマガ内の誤字脱字」の部分
に時間をかけないで捨てている、ということ。
無駄に完璧主義な人とか、勉強・仕事が
出来ない人ほど、こういう重要度の低い
部分に対して、必要以上に細かい傾向が
あったりします。
あるいは他人のそういうアラを発見して
悦に入っていたり。。
この
「大事な部分では細かく」、
「大事でない部分では適度に手を抜く」
という点も重要なので、よかったら
合わせて覚えておいてください。
P.S 2
まあこの補足は
「今回の話のせいで今後このメルマガの
誤字脱字を見つけて矛盾してると勘違い
する人に対してあらかじめ予防線を張った」
(↑無駄に細かい)
とも見ることができますが
ご想像にお任せします。・゚・(ノД`)・゚・。