- 2015-9-19
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こんにちは、中西です。
先日、漫画の神様、手塚治虫が代表作
「ブラックジャック」
をどのようなプロセスで制作していたか
についての話をしましたが、
今回は、
リアルブラックジャックとも言える
日本を代表する凄腕外科医の方のお話を。
日本の心臓外科医は平均で1年間に
30件ほどの手術をこなすそうですが、
その10倍にも上る年間300件もの
膨大な件数の心臓外科手術を行う
医師がいます。
埼玉医科大学の新浪博士教授です。
心臓の手術というのは失敗は許されない、
人の命がかかった極めて神経を使う仕事です。
手術時間は1件につき
数時間から、長い場合で10時間以上。
極めて心身を酷使する
大変な仕事ですから
通常は1日1件しか行わない医師が多い中、
新浪教授は1日に2度3度と
行うことも多いそうです。
そんな日本トップクラスの
心臓外科医の新浪教授が、
いったいどうやってその集中力を
維持しているかの秘密が、
プレジデント誌で
特集されていたのでご紹介。
意外にも、
彼の驚異的な仕事量の秘密の1つは、
「30分の昼寝」
にあったのです。
昼寝というとなんとなく
気がゆるんでいる人のような、
かっこ悪い行為のような
イメージがある人もいるかもしれませんが、
それはもう古い考え方。
短時間の昼寝は午後のパフォーマンスを
飛躍的に高めてくれることが
科学的にも認められており、
世間的にもかなり昼寝の効果の
認知が広まっています。
昼寝は
「パワーナップ」
とも言われるくらいで、
新浪氏のような
超ハードワークの人に限らず、
誰もが可能な限り時間を見つけて
昼寝をした方が得策。
最近はいい会社だと昼寝を推奨する
ところも増えていますからね。
今や世界中のエリート・一流企業の
ビジネスパーソンでも
普通に昼寝をする人が増えています(- -)zzz
当然、頭をフル回転させている
受験生にも有効だということです。
まあそんな説明を受けなくても、
昼食後は毎日爆睡している人も
多いかもしれませんが(笑)
さらに、新浪教授の驚異的な手術件数を
支えているもう1つの秘密が、
「夜寝る前に、翌日の手術プランを考えること」
だそうです。
寝る前に電子カルテをパパっと見て、
翌日の段取りや手術の流れを
イメージトレーニングすることで、
翌日は95%くらいの確率で
イメージ通りに予定が進むとのこと。
このメルマガでも何度もお伝えしていますが、
受験勉強の予定作成も、ベストタイムは
「夜寝る前」
です。
「寝る前」という時間帯に
翌日の予定を立てておくと、
当日は朝からトップスピードで
勉強できるようになります。
この感覚は実際にやってみないと
わかりにくいのですが、
詳しい説明はこちらに書きましたので、
まだ読んでない方は要チェック。
一般的な仕事よりも
はるかに神経を使う仕事を、
日本トップクラスの件数でこなす秘密が、
【 「昼寝」と「前夜の予定作成」】
だったということですね。
この2つの効果はこれまで何度も
お伝えしてきた話ではありますが、
あらためてその効果・重要性が
よくわかるエピソードです。
1日の勉強量を最大化させたい受験生は、
参考にしてみてください。
それではまた。
<関連記事>
P.S
ちなみに本文の新浪博士教授は、
前ローソン社長、現サントリー社長の
新浪剛史の弟さんですね。
とんでもない兄弟です。。
たぶん一般とは違うすごい家庭教育が
あったのではないかと推測されます。
お二人のご両親に教育論を
インタビューして聞いてみたいですね。