- 2016-10-14
- おすすめ記事, 効率的な時間管理術, 勉強の集中力をアップさせるテクニック
こんにちは、中西です。
今日はみんな大好き花金(死語)という
ことで、こちらのニュースを。
▼働き方変わる?
都庁「残業ゼロ・午後8時退庁」へ挑む(朝日新聞デジタル)
内容は、小池百合子都知事が
「東京都の職員は午後8時に残業をやめ、
退庁する」
という方針を打ち出したという話。
記事によると、この方針を受けて、都の
人事部の課長さんが次のような感想を語
っています。
「知事の方針は衝撃でした」
「(知事の残業ゼロの公約を聞いて)
『週1回、午後10時帰宅を目指そうか』
と職員同士で話していた。それすら挑戦的
だと思っていたのに」
・・・ピンと来なかった人がいると思うの
で説明すると、つまりこれまでは
「もし週1回だけでも、午後10時に帰れた
らすごいよねヾ(´▽`)ノ」という話をす
るほど、毎日遅く(おそらく深夜帯)ま
で仕事をしていたというわけです。
個人的には「都庁でもまだそんな次元の話
をしているのか。。」という感じでしたが、
取り組み自体はすばらしいと思います。
今やこういう上場企業もありますからね。
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世間ではブラック企業や過労自殺の問題も
ありますが、時代の流れ的には確実に「残
業ゼロ」の方向に進んでいると感じます。
ちょうど「喫煙」に対する時代の流れと同
じ感じですね。
昔は男の大半が喫煙者でしたが(80年代ま
での映画を見ると、男はみんなタバコ吸っ
てます)、今や喫煙者に対する厳しさは尋
常じゃないくらい、禁煙できていない組織
や人は遅れているような風潮に変わりました。
時代とともに文化は変わっていくわけです
が、「残業」もかなり高い確率で、「喫煙」
と同じような“スーパー悪者扱い”される
時代に今後はますますなっていくはずです。
「喫煙」自体が明らかに体に悪い行為なの
で、「喫煙は良くない。みんなタバコをや
めよう」という風潮が10数年かけて形成さ
れていったのはいいことだったと思います。
まったく同様に、「残業」もほとんどの場
合、時間の使い方を変えれば無くせるわけ
ですから、それ自体が“悪”といっても過
言でないかと。
そんなことで人生を疲弊させている社会人
が山ほどいるのもどうかと思いますし、
そんな疲れたお父さんたちを見て「サラリ
ーマンなんてなりたくない!」とか内心思
って、社会人になることに希望を持てない
学生も山のようにいるのもおかしな話。
そう考えると、「残業は良くない。みんな
残業をやめよう!」という風潮が徐々に形
成されていくのは非常にいいことだと思い
ます。
それで売り上げもパフォーマンスも絶対
落ちないからね。しかもアフター5も楽し
めて、みんなハッピー。必要なのはやる
決意と工夫のみ。
こうなるのは必然的な時代の流れだと思わ
れます。「時代」というか、会社というシ
ステムが人間にベストなものに変容してい
くための、必然的なプロセスという感じ。
まあ海外ではとっくの昔から残業がナンセ
ンスという認識になってますが、日本は特
有のガンバリズム(武士道精神?)のせい
でこの面でずっと立ち遅れていたわけです。
ようやく日本も、という感じですね。
ちなみに受験勉強も全く同じで、いつまで
も無駄にダラダラと遅くまで勉強している
のはナンセンスです。
残業をやめるときは、「残業を絶対にしな
い」と決めることで、残業をせずにすむ方
法・アイデアが出てきて、パフォーマンス
が劇的に高まります。
勉強も同じように、集中して効率的に取り
組みたいなら
「○時で絶対に勉強を終わる!」
と先に決めて、それを死守する前提で、
1日の勉強を進めることがポイントです。
しかも勉強は仕事に比べてはるかに
「見積もり」(勉強時間の目測)が立てや
すいので、終了時刻をしっかり決めたら、
死守できる確率は仕事よりは遙かに高いわ
けです。
あなたは今日、何時まで勉強する予定ですか?
その時間を「絶対に死守する」つもりで
一度勉強をやってみてください。
そのシンプルなルールを導入するだけで、
1日の集中レベルがまったく変わることに
気づくと思います。
それではまた。