- 2025-7-25
- 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する生活習慣術, 夏の対策
こんにちは中西です。
いよいよ真夏の本番に突入しました。非常に暑い日々が続いています。
ほとんどの方が家にいるときは冷房をつけていると思いますが、もう一つの選択肢である
除湿(ドライ)
の方を使っておられる方はどれぐらいいるでしょうか?
実は私の中でこれまで「除湿」の選択肢が全くなかったのですが、
それはそもそも除湿というものを単に「湿気を取り除く機能」だと思っていたからです。
除湿がどういう機能なのかを全然わかっていませんでした。
それで除湿の機能をずいぶん昔に一度使ったときに、ちょっと涼しくなったので、
「湿度を取り除く機能のはずなのに、なんで涼しいんだろう?」
と思った記憶を思い出して、
「除湿が冷房代わりになったり、消費電力が変わったりするのだろうか?」
と思いまして調べてみました。
その結果、結論から言いますと、
【 除湿ドライの機能でも十分冷房代わりになり、消費電力も抑えられる 】
ということが判明しました。
※参考:本メール下部に記載
中部電力のカテエネというサイトがあるのですが、
この中のカテエネ研究所というページがあり、ここで除湿と冷房の違いをいろいろと比較しておりました。
細かい違いを知りたい方は下にリンクを貼っておくので、そちらからご覧いただければと思いますが、
ポイントだけ言いますと、そもそも除湿の機能というのは
「冷房の弱いバージョン」
のようなもので、温度もある程度下がる機能です。
多くの家庭用エアコンの除湿・ドライ運転は、基本的に冷房とほぼ同じ仕組みを使っていて、
結果として部屋の温度もそこそこ下がります。
機種やモードによっては冷房ほど強く冷えないように制御されてはいますが、
実感レベルの快適性という点では冷房とさほど大差がないようです。
人は同じ室温でも「湿度が低い方が体感温度は低く感じる」とのことで、
そのため温度が高めであったとしても、湿度が低ければ感覚としては涼しく感じやすいようです。
(※例:室温25度の場合 湿度30%→体感温度22℃ 湿度60%→体感温度23.8℃)
ただ、冷やすパワーは冷房の方が高いので、短時間で一気に部屋を涼しくしたいなら冷房の方がいいのですが、
長時間使うなら除湿でもあまり変わらないようです。
となると、初めに部屋を涼しくするときだけまず冷房を使って、ある程度部屋が冷えてから除湿に切り替えればいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、
どうもそううまくはいかないようです。
というのも、たとえば冷房24度設定の場合、帰宅後に6時間利用したと仮定すると、
【 消費電力量のうち約40%が最初の1時間で消費してしまう 】
のです。
そして残り5時間で残りの60%を使うという形になるので、
少なくとも電気代の観点から言うと、最も電気代がかかる最初の1時間だけ冷房にしておくのはあまり得策ではありません。
そこから除湿に切り替えても少なくとも省エネにはならないということです。
ちなみに、多くのエアコンは弱冷房除湿というタイプなのですが、上位機種で「再熱除湿」という機能がある場合があります。
この再熱除湿というのは電力消費が大きめですので、再熱除湿の場合のみ消費電力にはご注意ください。
ただ普通のエアコンはほとんど弱冷房除湿なので心配はないと思います。
一般的な弱冷房除湿であれば、冷房ほどではないけれども部屋は少しひんやりする感じになるので、長時間利用するのであればこちらの方がお得ですね。
ちなみに私の場合、細長い縦型のちょっと形が変わったサーキュレーター(扇風機)があるので、
それを使えば弱い風が直接当たるので、実質的に机に向かっているときなどは部屋自体が多少温度高めでも涼しく感じます。
部屋で一人で長時間に向かうなど「一か所にとどまっている時間が長い」なら、
部屋全体を冷やすエアコンはやや抑えめで、扇風機を使うと電気代も安くすみます。
最近は電気代が夏でもヤバい金額になることがあるので、感覚的に変わらないなら工夫して節電した方がいい気がしますね。
ということで電気代を少しでも抑えたいといった方は、除湿(ドライ)の機能を使うのはありです。
とくに冷え性など冷房が寒くなりやすい方は、除湿(ドライ)は一石二鳥だと思います。
また長時間使う場合も除湿の方が安くなるので、省エネや節電の観点で言うと冷房より除湿、
涼しくなるスピードが重要なら除湿より冷房、という感じで考えておくと良さそうです。
※参考「冷房VS除湿。真夏、外出から帰ってきたらどっちを選ぶ!?」カテエネ研究所
https://katene.chuden.jp/clubkatene/p/entertainment/labo/column-k02/index.html
試験結果一覧PDF
https://katene.chuden.jp/image/2016/entertainment/kaden-column/pdf/20170703.pdf


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