- 2017-6-3
- おすすめ記事, 効率的な勉強法~中上級編~, 勉強計画の立て方
こんにちは、中西です。
私はTwitterは全くやっていないのですが
80代でTwitterを今から始める人もいるようです。
▼仲代達矢84歳でツイッター始め「何千人とお友達」(日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1834333.html
俳優の仲代達也さんが84歳で
Twitterを始めたというニュース。
主演映画のPRのためにツイッターを
始めたということですが
なんにしろここまで地位も名誉もある方が、
84歳になっても新しいSNSをスタート
させるというのはすごいことだと思います。
そういえば先日読んだ本には、今年70歳位
のある学者の方が、あるiPhoneのアプリを
導入したところ、生産性が劇的に上がった
ということで、それを本にまとめておられました。
これまでの感覚で言うと、 70代というのは
もう完全に引退しているような年齢で、
そんな新しいものを使い始めると言うには
もう年齢的に遅いというような感じがありましたが、
少し前にも書いた通り、これからは寿命が
100年になってくる時代であることが
学問的に判明していますので、
今後は 70歳でもなんとまだ人生が3分の1
くらい残ってるという計算になります(゚o゚;)
うちの母親も、最近になって60代半ばにし
てガラケーからスマホに変え、LINEまで
やり始めました。
おそらく21世紀はこういう
「新しいもの耐性」
を60代、70代、80代でも持てるかどうかで
人生の晩年が面白くなるかどうかが決まる
と思われます。
これまでの人生観・仕事観・老後観を
根本的にガラッと変えないといけない時代
になってきたなとつくづく思いますね。
Twitterの裏アカのIDを何にするか
検討しながら、本題。
受験生なら誰でも勉強計画を立てると思い
ますが、私は勉強計画を立てるときに、
“絶対に抑えておくべきポイント”
が1つあると考えています。
その重要ポイントとは、
【 「大筋では間違っていない」ようにする 】
ということです。
これは「長期計画」でも「短期計画」でも
同じなのですが、
その計画の全体像を俯瞰(ふかん)して見
たときに、
「細かい部分」においてはまあ多少の
“粗さ”や、多少の“要領の悪さ”や、
多少の“不確定要素”があるなどして
その計画にパーフェクトな自信が無かった
としても、計画全体における
「1番重要なこと」をやる“大筋の流れ”
だけは、最低限しっかり抑えておく
ということです。
たとえば大学受験の年間計画であれば、
「実力を付けるのにかなり時間がかかる英語」
を秋以降から本格的にスタートさせたとし
たら、“大筋で間違っている”ということ
になります。
自分にとって英語を早めに仕上げておくの
が一番重要な人なら、たとえばですが
「7月の夏休み前か、遅くとも夏休みの真ん
中ぐらいまでには英語の基礎参考書の
○○○は絶対終わらせて、
それ以降は長文読解を中心にやり、秋から
は実践的な問題演習や過去問をガンガンや
っていく!
この“大筋の流れ”は間違っていないし、
この流れだけは絶対に抑えて確実にやって
行くぞ!」・・・とか。
あるいは「1日単位の計画」であれば、
「今日やることで『1番重要なこと』は○○だ。
他の勉強が仮に時間オーバーでできなかっ
たとしても、○○だけは必ず先に終わらせて、
その後残った時間で他の勉強をやる流れで
行こう」とか。
ようするに、計画全体の中で「1番重要な部
分」とそれを実行する“大筋の流れ”が
おかしなことになっていないか、ズレてい
ないかを、まず最初に確認しておくということです。
計画というのはディティール(細かい部分)では
「予定どおり進まなかったとか(;´д`)」とか
「今日はあれがやれなかった(ノД`)」
みたいな小さな失敗をすることが少なくあ
りませんが、そういうことがあっても、
計画全体の中の「一番重要なこと」だけは
外さないようにして、しっかり抑えられて
いれば、
「大筋では間違っていない」
という状態を維持することができます。
そして「大筋では間違えなかった」のであ
れば、最終的には何とかなることが多いのです。
受験に失敗する人というのは、高3のときの
私がまさにそうでしたが、細かい部分もダ
メダメだったりするのですが、
それ以上に「大筋で間違っている」から、
気づいたときにはもう取り返しが付かない
(挽回できない)ような悲劇的な状況(ノД`)・゚・。
に陥ってしまうことがあるわけです。
というわけで、計画を立てるときは、まず
最初にその計画が
「大筋では間違っていない」
ことをしっかり確認しておくことを
おすすめします。
また計画を実行していくときも、いろいろ
失敗したり、ときには自己嫌悪に陥ること
もあるかもしれませんが、
「大筋では間違っていない」という状態を
維持して計画を進めていくことができれば、
「いろいろあったけど合格できた!ヽ(´▽`)/」
という理想のラストを迎えられる可能性が
一気に高まりますので、ぜひこの点はチェ
ックポイントとして覚えておいてください。
それではまた。