- 2022-12-6
- 受験を突破する生活習慣術
こんにちは、中西です。
在宅で集中するためには室温が重要ですが、冬の寒さ対策で暖房器具を利用する際、今後は電気代が高騰するリスクが高まっています。
そこで暖房の節約術について調べていたところ、11月30日に、パナソニックが2022年のエアコンユーザーの実態調査の結果を公表していて、その内容が興味深かったです。
▼参考:今年のエアコン暖房利用状況を分析!~パナソニックが教える冬のエアコン節電術~|パナソニック株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000711.000024101.html
まず調査結果のグラフを見ると、設定温度は、9割以上の人が20度から27度のどれかに設定していました。
1番多いのは22度から25度の層で、最多は25度。やや高めに設定している人が多かったようです。
そして、よくエアコンで議論になる
「つけっぱなし」と「こまめに消す」は、どちらがお得か問題
について、暖房の場合はどうなるかのデータが出ていました。
一般的によく言われるのは、「つけっぱなしのほうが安い」と言う事ですが、果たして本当にそうなのか?
個人的にこれを1番確認したかったんですよね。
で、そのデータを見ると、以下のように結論付けられそうです。
【 外の気温が2度以下の厳しい寒さだと、つけっぱなしの方が電気代の節約になるが、3度以上の場合は、こまめに消すほうが節約になる 】
(1日30分の外出を2回する場合)
…ということなのですが、なぜこうなるかと言うと、外の気温が厳しい寒さだと、一度消して元に戻す時にパワーが必要なため、消費電力が高くなるからです。
その分かれ目が、「外の気温が3度の時」になるようです。
つまり気温が3度以上であれば、使わない時はこまめに消しておく方が安くつく、と言うことになります。
ちなみに2度以下になる日はどれぐらいあるか、東京の気温で調べてみたところ、
まず寒い季節は12月4日から 3月20日まで3ヶ月半ほど続き、この時期の1日当たりの平均最高気温は 13°C 未満のようです。
東京都における1年の最も寒い月は1月で、平均最低気温は3°C、最高気温は9°C。
そうすると東京の場合、もっとも寒い1月の、1日のもっとも寒い時間帯には、エアコンの暖房をつけっぱなしにしておいた方が良い日もある、くらいで、
それ以外の時期・タイミングでは、こまめに消したほうが安くなることが大半
…ということがざっくり言えると思います。
(地域や状況によって変わるので、正確に知りたい方は、リンク先の調査結果をもとにご自身の状況・地域でどうなるか調べてみてください。)
そうすると、エアコンの暖房をつけている季節でも、非常に寒い日の一番寒い時間帯を除いて、意外と
「使わない時はエアコンを消しておいた方が、電気代の節約になる」
と言う、1周回ってわりと普通の話になりそうです笑
エアコンを使っている方で、電気代が気になっていた方は参考にしてみてください。
それではまた。