- 2016-9-12
- おすすめ記事, 効率的な勉強法~基礎編~, 勉強を楽しむテクニック, 参考書学習テクニック
こんにちは、中西です。
私は良い本に出会ったら
「何度も繰り返し読む」
主義なのですが、これはその本の内容を
頭にたたき込むためです。
そうやって「繰り返し読む」うちに、
その本を1周するのが猛烈なスピードで
どんどん速くなるのがハッキリわかります。
私はこれが楽しくて仕方ないのです。
なぜ楽しいかを自分なりに分析してみると、
ようするに本を1周するスピードが速くな
るということは、その本をそれだけ自分の
ものにした証拠だからです。
「こんなにいい本の内容がどんどん頭に
叩き込まれている!」
「いつでも本の情報を必要なときに
引き出せるようになった!」
そんな喜びですね。なので自分にとって
最初難解だと感じた本ほど、1周するスピ
ードが速くなるにつれて快感が増していきますヾ(´▽`)ノ
思い返せば、この喜びを最初に感じたのは
学生時代だったわけです。とくに受験生
時代は、この
「参考書を1周するスピードが
猛烈に速くなる快感」
を目標に、その快感を目指してがんばって
いた部分がありました。
英語なら、私の場合は英頻とかDUO。
やり込めばやり込むほど、1周するスピ
ードが短縮されていきました。
「あんなにてこづっていた参考書を、
たった1日で1周できるようになった!」
「数ヶ月前まであんなに難しくて知らない
単語・熟語ばっかりだったのに、今では
一通り全部復習するのもこんな短時間で
終われるようになった!」
という“快感”“喜び”。
この嬉しい感覚わかってもらえるで
しょうかね。
この快感は、もはや受験に合格する云々と
はちょっと別次元の話で、もうその
「短時間であっというまに1周できる
ようになったこと」自体が嬉しいわけです。
そうなることで、試験の点数も当然上がり
ますし、それまで難解だと感じていた長文
読解も、「知ってる単語ばかり」になって
読みやすくなってきます。
そういう純粋な成長の喜びですね。
模試の点数を上げるとか、A判定をとるとかも
もちろん大事なのですが、地味な受験勉強
においては、こういう純粋で“勉強そのも
のから得られる”直接的な快感というのは
大きなモチベーションになります。
成績のいい人ほど、案外そういうところに
喜びを感じているものではないでしょうか。
あなたが今必死でやっているそのテキスト
を、今後何周もやり込んでいく予定なら、
それが「あっというまに1周できるように
なった気持ちのいい状態」を強くイメージ
してみてください。
受験勉強ではいろんな数値的な目標もある
と思いますが、こういった
「あっというまに1周できるようになる
快感(達成感)」を1つの目標にして、
その純粋な知識欲が満たされた快感を目指
して勉強していくのも、大きなモチベー
ションアップ・やる気アップの1つのコツ
だと私は思います。
それではまた。