- 2016-7-4
- おすすめ記事, 効率的な勉強法~中上級編~, 参考書学習テクニック
こんにちは、中西です。
昨日気づいたのですが、メルマガの
連続配信が600日になりました。
ここ600日は、1日も休まず配信してきた
ことになります。
以前「好きなこと論」のシリーズでも
書きましたが、私は「書くこと」が
嫌いなのですが(笑)
そんな「嫌いなこと」なのに、なぜか
元日もお盆も、39度の熱で倒れてても関係なく、
600日間連続で書き続けてきたことになります。
3日坊主の私がその200倍も(!)続いて
いるわけですが、どういうメカニズムで
この継続ができているのかについては、
以前こちらに書いた通り。
さすがに600回も続けていると、この
「毎日配信」というシステムに関して
気づいたことが山ほどあります。
とくに頻繁に感じているのは、
【 「常にアウトプット」しているので、
インプットが非常に効率がよくなる 】
という点。
よく「教えることが一番の学びになる」
といいますし、その考え方から考案された
“ラーニングピラミッド”というものも
あるくらいですが、
メルマガ配信というのは、まさに毎日誰かに
「教える」(=アウトプットしている)こと
を繰り返す作業です。
これをずっと続けている結果、私が過去
に学んだ知識や新しく仕入れた知識が、
その毎日の執筆作業(アウトプット)に
よって、どんどん脳内に定着していくのが
ハッキリわかるのです。
もしこの毎日アウトプットをしていな
かったら、人に伝えられないレベルの
中途半端な知識を、脳内に無駄にたくさん
持っているだけの状態になっていたはず。
「毎日1回メルマガを配信する」
というアウトプットの仕組みがあることで、
日中何を経験しても、何を読んでも、
何を観ても、何を考えても、
「メルマガのネタになりそうなこと」
があったら、瞬時に脳が反応するように
なりました。
いわゆる「アンテナが立っている」状態
ということですが、「メルマガのネタを探す
ために、アンテナを立てよう!」なんて
思ったことは全くありません。
それが当たり前すぎて、アンテナが鬼太郎
の髪の毛みたいに常時ピーンと立っている
のが、脳内でスタンダードな状態になって
いるからです。
結果、日々のインプットがめちゃくちゃ
効率的になっています。
「毎日アウトプットしなければならない」
という前提があることで、それが仕組みと
なって、インプット効率を飛躍的に高めてくれました。
実は勉強もこれとまったく同じで、
「アウトプットする前提」
があるか無いかで、
「インプットの効率」
がぜんぜん違ってきます。
勉強におけるアウトプットの最たるものは、
“問題演習”ですね。
つまり
「問題演習を頻繁にやっていく前提」
があるか無いかで、勉強のインプット効率
が変わるということです。
ときどき、小テスト・問題演習・暗唱などを、
毎回授業の初め(or終わり)にやる先生がいますが、
そういう授業では生徒の成績が
みるみる向上することがよくあります。
これも「アウトプットする前提」が毎回の
授業のシステムとして組み込まれている
ことで、生徒のインプット効率・インプット
の質が一気に高まったということです。
逆にいうと、「アウトプットをする機会を
作らない」ような勉強は、非常に効率が
悪くなりやすいといえます。
インプットばかりしている受験生が危険
なのは、アウトプット(問題演習)を
しないから、「知識の定着」も遅いし、
「使える知識」も得られないから。
というわけで、学んだ知識を効率的に
定着させたいなら、
「アウトプットをする前提」
を先に作った上で、インプットを進めるの
が最大のポイントになります。
それではまた。
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