- 2019-6-12
- おすすめ記事, 勉強の集中力アップに役立つアイテム
こんにちは、中西です。
ここ数回は、日本中の大勢の受験生や社会人が悩んでいる、
「勉強(作業)中にスマホなどをつい見て脱線し、集中できない悩み(ノ_-。)」
の解決策についてお話ししています。
詳細はここ数回のメルマガをご覧いただきたいのですが、ポイントの部分だけ超簡単に復習すると、
・禁欲ボックスを使う
・禁欲バッグ(鍵付きの1000円程度の袋)を使う
・禁欲バッグの鍵を禁欲ボックスに入れる
・禁欲バッグの鍵を家族に預かってもらう
・禁欲バッグを何個か買って二重三重に鍵をかける
…と言った方法がありました。
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このシリーズは前回で一旦終わらそうと思っていたのですが、前回のメルマガを配信後、高校生のある読者さんから、ちょっと興味深い情報提供がありました。
どういう話かと言うと、
「タイマー式の南京錠と言うものがありますよ」
と言う話。アマゾンのリンクも貼ってくれていたので調べてみたら、その名の通り「南京錠にタイマーが付いている鍵」でした。
もったいぶっても仕方がないのでその鍵のページを紹介しますと、こちらになります。
要するに「禁欲ボックス」と本質的には同じで、タイマーで時間を設定して鍵をかけると、その時間が経過するまでは南京錠が開かない仕組み。
アマゾンのレビューでは「安っぽい」などの評価も少しあったのですが、7割以上は絶賛している感じだったので、とりあえず試しに購入してみました。
それが本日届きまして早速試してみたのですが、結論から言うと若干デメリットはあるものの、うまく工夫すれば禁欲ボックスの代用として、スマホや漫画を封印することが可能ですね。
どうするかと言うと、前々回紹介したサクラクレパスの1000円の禁欲バッグを購入し、その中にスマホを入れて、その禁欲バッグに上記のタイマー式南京錠をかければいいのです。
言葉だとイメージしにくいかもしれないので、実際にやってみた写真をアップしておきました。
これでタイマー式南京錠で設定した時間が過ぎるまでは、禁欲バッグを開けることができなくなります。
つまり実質的に禁欲ボックスと同じ状況を作り出せます。
禁欲ボックスは10,000円から13,000円程度の相場感ですが、禁欲バッグ+タイマー式南京錠の組み合わせなら3000円ちょっとです。
値段的には3分の1から4分の1なので、禁欲ボックスが高くて手が出せない人は、この組み合わせでほぼ代替させることが可能です。
(またそもそも禁欲バッグを使う必要は必ずしもなく、例えばスーツケースなど南京錠がかけられるタイプの箱であれば成り立ちます。)
(サクラクレパスの禁欲バックは鍵付きでしたが、タイマー式南京錠とセットで使うなら、付属の鍵は別に使う必要性もなくなります。使っても良いですが)
(似た商品をコクヨが出しています。そちらは南京錠を別途購入するタイプでしたので、タイマー式南京錠はサクラクレパスよりコクヨの方が相性がいいかもしれません。)
なおタイマー式南京錠のデメリットを言いますと、時間を設定するのが若干めんどくさいことです。
通常このタイプのタイマーならボタンをずっと押し続けるだけで数字がカウントされますが、設定したい分だけボタンを押さないといけません。
私は連打は得意なので(笑)そんなに苦にはなりませんが、人によってはこれを面倒だと感じる人もいると思います。
分単位のボタンと時間単位のボタンの2種類があり、最大で99時間59分まで設定できます。通常はこれで充分だと思いますが、禁欲ボックスだと10日間まで設定できるので、それには劣りますね。
あとこれはメリットですが、設定した後に5秒間の猶予が与えられて、設定した時間が間違いだったらその5秒以内にボタンをどこか押せばキャンセルになります。この仕様は禁欲ボックスとまったく同じ。
個人的には安っぽいと言う感じはしませんが、ボタンの長押しで数字がカウントできればより良いのに、と言う不満位ですかね。
これで2000円ちょっとなので、トータルで見ると禁欲ボックスの代わりになると思えばコスパはだいぶいいと思います。
後は耐久性ですね。まだ今日届いたばかりなので耐久性がどの程度かはわかりません。そこが若干心配と言えば心配。
が、そもそも論としてスマホや漫画を見てしまい集中できない状態が続いているなら、一旦はこのタイマー式南京錠で解決するので、
2000円程度で集中できるようになるなら、相当安い買い物ではないかと個人的には思いますね。
というわけで、多くの人が割と真剣に悩んでいる
「勉強や作業中にスマホ・漫画・ゲームなどを見て集中できない問題」
を解決するには、
「禁欲ボックス・禁欲バッグ・タイマー式南京錠・それらの複数組み合わせ」
という方法でかなりのところまで対策ができますので、この問題でお悩み中の人は参考にしてみてください。
それではまた。