- 2015-10-17
- おすすめ記事, 受験を突破するマインドセット, 志望校・進路の決め方
こんにちは、中西です。
受験をすることを志してから、
最終的に合格を勝ち取るためには、
たくさんの“壁”
を越えていく必要があります。
さらにほとんどの場合、
合格後もたくさんの“壁”を
超えていかないといけません。
「合格したら人生が上がりヽ(´∀`*)ノ」
なんていう受験は
この世に存在しませんからね
(あったら怖すぎ。
たぶん誰かに騙されてるかと…)。
いずれにしろ、受験前も受験後も、
たくさんの壁を乗り越えて
いかなければならないわけですが、
こういった“壁”に遭遇したときに、
基本的な考え方として
持っておく必要があると
私自身が思っていることがあります。
それは・・・
————————————————-
【 自分で思っていた“高い壁”が、
冷静に分析していくと、
それほど大した壁ではないことが少なくない 】
————————————————-
という点です。
なんかもう、勝手に自分の中で
いろいろ想像しすぎて、
存在してもいない“高い壁”が、
目の前にドーンと存在していると
勘違いしてしまうことがわりとある、
ということです。
だいたい何でもそうなんですが、
実行する前に考えすぎると、
“壁”を必要以上に大きく見積もったり、
マイナスの方向に結論が行きがちです。
頭の中で妄想しないで、
実際にやってみたり、ちゃんと調べてみたら、
意外に大したことがない
なんてことは山ほどあります。
私の大学受験でいえば、
貧乏家庭だった&関西の公立高校に
進学していたために、
「東京の私立大学に進学する」
ことなんて
不可能・ありえない・選択肢として存在しない
・・・くらいに高3まで思っていたのです。
学校からも、友人や先輩からも、
当然親からも、そんな
「東京の私立大学に進学する」
という選択肢などほとんど
聞いたことがありませんでした。
ところが、実際はどうなったかというと、
教育ローンやら奨学金やら
自分のバイトやらで、
無事4年間東京の私立大学で
キャンパスライフを
送ることができました。
奨学金はたしか3種類くらいもらって、
うち1つは「給付奨学金」だったので、
返済の必要もありませんでした。
(もちろんこんな話を一般化する気は
ありませんので念のため。私の中で
「自分で思っていた壁の高さと、
実際の壁の高さに落差があった例」
の一つという意味です)。
たとえば、
受験の最初の頃に過去問を見たら、
「来年の1〜2月までに、自分が
こんなハイレベルな過去問を
解けるようになるとは思えない・゚・(ノД`;)・゚・」
とか感じることがありますが、
実際に数ヶ月かけてしっかり勉強を
続けていったら、
当初思っていたほどの“高い壁”ではなく、
意外に解けるようになる
ことなんてザラにあるわけです。
そもそも満点を取る必要もありませんし、
6割くらいで合格できる試験も
少なくありません。
ようするに
「実際にやってみたら、
思っていたほど大したことなかった」
「意外にできちゃったぜ」
ということが、
何においても少なくないということ。
存在しない“高い壁”とやらを、
勝手に妄想で存在していると思い込んで、
手に入れられるはずの大きな果実を
取り逃してしまったとしたら、
これほどもったいないことは
ありませんからね。
あなたが感じているその
“高い壁”
は、本当に“高い壁”なのでしょうか。
目の前になんらかの“壁”が
あるように感じたときは、
一度冷静になって
「本当に高い壁なのかどうか」
を考えてみてください。
個人的には、
ほとんどの“壁”らしきものは
「実際にやってみたら、
それほど大したことがなかった」
と思うことが多いです。
存在しない“壁”を、自分の脳内で
勝手に大きくしてしまわないように
お互い注意したいものですね。
それではまた。