- 2015-10-7
- おすすめ記事, 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する食事法
こんにちは、中西です。
前回、受験生におすすめの
“記憶力が高まる食べ物”
をご紹介しましたが、
今回もこの流れで
集中力にいい食べ物をご紹介。
まず集中力の観点でいうと、
「午前中」
というのは1日のゴールデンタイム
といえるわけですが、
このときの集中力は
複数の要因から影響を受けています。
その中でも意外に軽視されがちなのが、
「朝食に何を食べるか」
です。
一度検証してみればすぐに
わかると思いますが、
午前中の集中力は
朝にどんなものを食べるかに
少なからぬ影響を受けています。
この観点で考えたときに
「朝に食べると集中力が高まる」
ことが判明した食べ物があるのです。
ええ、そんな都合のいい
食べ物があるんですよ。
それは・・・
【 オレンジジュース 】
でございます。
そう、子供の頃大好きだったけど、
なぜか大人になるにつれて
飲む頻度が激減していった(個人的経験)、
あのオレンジジュースです。
イギリスのレディング大学の実験によると、
24人の被験者(30~65歳)に、
1日の始まりにコップ1杯の
オレンジジュースを飲んでもらった場合と、
別の日に
味や見た目がオレンジジュースと
全く同じ砂糖水を飲んだ場合とで、
その後のメンタルテストの結果を比較しました。
結果、オレンジジュースを飲んだ場合の方が、
反応スピードや注意力
が高まることが判明。
しかも注意力については
6時間近くもその効果が持続する
ことが明らかになりました。
レディング大学の研究者らによると、
これは
「フラボノイド」
による効果とのこと。
フラボノイドというのは、
今回のオレンジを含めた柑橘類や、
さまざまな野菜や大豆などにも
含まれている成分です。
フラボノイドには
いくつかの種類があるのですが、たとえば
緑茶のカテキン、
大豆のイソフラボン、
青みかんのヘスペリジン、
りんご・たまねぎのケルセチン、
そばのルチン
などもフラボノイドに分類されます。
今回の実験はオレンジジュースでしたので、
フラボノイドの中でも、
青みかんと同じヘスペリジンという
成分の影響によって、
反応スピード・注意力がアップ
(つまり集中力がアップ)
したと考えられます。
しかも、嬉しいことに
実験で使われたオレンジジュースは、
どこにでもある市販のジュースでした。
つまり誰でも簡単に手に入れられます。
やったねヽ(´▽`)ノ
実験のレポートでは、結論として
————————————-
「わずか240mlの
オレンジジュースを飲むだけで、
認識力・注意力が改善した。
フラボノイドを含む果物を
朝食に取り入れると、
職場や学校においても、
集中力の維持に役立ちます」
————————————-
と報告しています。
朝一杯のオレンジジュースで
注意力(≒集中力)の高まりが
6時間近く持続したというのはすごいですね。
まあ話半分で考えても、
午前中のかなりの時間、
集中力にプラスの影響を与えてくれる
ことは間違いなさそうです。
1日のゴールデンタイムを有意義に
使い切りたい人は、参考にしてみてください。
レッツ、モーニング・オレンジジュース!
(英語の勉強を再開せねば。。)
それではまた。