- 2017-3-27
- おすすめ記事, 勉強のやる気アップ法, 勉強の集中力をアップさせる考え方
こんにちは、中西です。
勉強に集中する上で知っておくべき知見の一つは、
【 1日に使える意志力の総量は決まっている 】
という点です。これは研究によって明らか
にされている事実です。
この点を踏まえれば、たとえ今現在は元気
満々で勉強に集中できているとしても、
「この集中できる状態は、いつまでも続かないぞ」
と考えるのが正しい現状認識ということになります。
実際、今どんなに集中できていても、数時
間もすればだんだん脳も体も疲れてきて、
エネルギーが減少している(=集中力が低
下している)のが実感としてもわかるよう
になりますが、
これは誰もが普段の勉強で毎日のように
経験していると思います(ノД`)・゚・。
ところが不思議なことに、この根本的な
“1日のエネルギーは有限説”をしっかり
理解していない人は、
元気なときにその集中力がいつまでも続く
かのように錯覚してしまうのです。
で、1日をダラダラすごして後半でエネル
ギーが枯渇してから、今日はまだ本当に
やるべきことをやれてないことに気づき、
「もう疲れた。明日に回そう」的な同じ
失敗を、ひどい場合は毎日のように繰り
返していたりします(°□°;)
そういうムダな時間の浪費を避けるために、
私は1日の前半のまだ元気なときに、頭の片隅で
「今日は何時頃に自分の“電池”が切れそうか」
という点を、あらかじめざっくりと目星を
付けておくようにしています。
午前中~午後すぎ頃までに目星をつけるこ
とが多いですが、別にいつでもよくて、
夕方に帰宅してそこから夜まで勉強するの
であれば、夕方の時点で
「夜何時頃まで電池が持ちそうか」
という目星をつけておくわけです。
より強く意識するなら、付箋や小さい紙に
「電池予想:今日は○時くらいまで」
(しか電池が持たないだろうの意)
と書いて、見えるところに置いておきます。
この「今日の“電池”が切れると予想され
る時間帯」は、前夜の睡眠時間やその日の
日中の予定など、様々な要因によって変わ
りやすいので、1日ごとに簡単でいいので
目星をつけるのがおすすめです。
こうしておくと、
「電池が切れるまでに早くこの難しい
(めんどくさい)勉強を終わらせておかないと!」
と思えるため、1日の電池切れのデッドラ
インを意識しやすくなり、その“締め切り
効果”で緊張感を持って集中しやすくなります。
それでもし予想より電池が長持ちしても
それはむしろラッキーなので(^ー^)何ら問題ないわけです。
人間とは実に弱いもので、“電池”が切れ
かけていると「複雑なタスク」や「難問」には、
まるで取り組む気持ちが無くなることが多いです。
なので、その電池がいつまで持つかについ
ては、日々ある程度の目星をつけて意識し
ておいたほうがいいと私は考えています。
そして
「電池が切れる前に、さあ急げー!」
って感じで、元気なうちに緊張感を持って
どんどんタスクを進めていく。これがコツですね(´-`)
というわけで、日中の序盤のまだ元気なうちから、
「この元気さはいつまでも続かないぞ!」
としっかり言い聞かせ、自分のエネルギー
はあっというまに枯渇する有限な“電池”
であることを強く意識しながら1日をすごすのが、
生産性アップの観点からも集中力アップの
観点からもおすすめです。
それではまた。