こんにちは、中西です。
前回、キンドルやipadで参考書を(電子書
籍として)読みながら勉強している人に感
想をお願いしましたが、
非常に興味深い意 見を多数いただきました
<(_ _)>
近いうちにメルマガで紹介する予定なので
お楽しみに。
※引き続き感想もお待ちしてます!
本題。
「紙の本」と「電子書籍」の違いの話が出
たので、今回はこれにからんで「リアル」
と「ネット」の違いにおける“ある注意点”
について。
半分雑談ですが、一生覚えておいたほうが
いい重要な話を。
このメルマガの読者さんであれば、受験生
に限らず、日頃からメールやLINEなど
のSNSで人とコミュニケーションをとる
ことは多いと思います。
ただ、活字は対面のように“お互いの表情”
もわからなければ、電話のように“声の抑
揚”もありません。
絵文字やスタンプを使っても限界があり、
言語化できない微妙な機微・雰囲気・ニュ
アンスのようなものがすべて伝わるわけで
はないです。
なので、私が絶対にやってはいけないと思
っているのが、
「活字で延々とバトルをやること」
なのです。ようは“活字でやり合う喧嘩”。
まあどっかの掲示板や投稿サイトで、見ず
知らずの匿名の相手とバトルをする場合は
知りませんが、
「リアルで知っている間柄の人と」
「活字だけで」「延々と」
やり合うのは、絶対にやめた方がいいです。
これ、とても重要なので一生覚えておいて
ください。
喧嘩のような感じになって話がこじれたま
ま、スマホやPCでずっと活字のやりとり
を続けていると、直接会って話せばすぐに
収まるようなことでも、収拾がつかなくな
ることがあるのです。
ちなみに以前こちらの記事で書いた、私が
ある人間関係を失ったときも、活字ベース
のやりとりで起こったことでした。
ご存じの通り、活字のやりとりには
「面と向かって言えないことも言える」
という特徴があります。これは通常メリッ
トになることが多いですが、状況によって
はひどいデメリットになるわけです。
たった一回の失敗(言い間違い・言い過ぎ)
が致命傷になることも少なくありません。
活字のやりとりで喧嘩のような状態になっ
たとき、その「面と向かって言えないこと
も言える」という性質が一気に悪い方に作
用します。
つまり本人を前にしては言えない言葉や、
日頃から相手に思っていた不満などを、
その喧嘩の勢いで、怒りにまかせて言って
しまいやすくなるのです。
しかし活字では、たった一度でも相手を大
きく傷つける言葉を使った場合、もう関係
が修復不可能になる可能性が高いです。
「活字で言ったことだし、あとで対面で
謝罪すれば関係は修復するだろう」
とはくれぐれも思わない方がいいですね。
大きく傷ついた相手からすれば、「活字と
か関係ない」「活字だから本音がわかった」
ということになるので。
今年の初めに大騒動になった女性ハーフタ
レントBさんも、結局スマホに書いたLI
NEの活字のやりとりが致命傷になりました。
ちょっと前にも某フリーアナウンサーの方
が、病気の患者さんに「殺せ」というたっ
た一言の禁断ワードを使ったせいで、ほぼ
すべての仕事を失い、メディアから消える
ことになりました。
あの騒動も究極的には、「殺せ」の二文字
だけが問題だったと私は考えています。
それほどまでに、ネット空間における活字
の失言というのは「バーチャル空間だから」
では全くすまない破壊力を持っているわけです。
だから大事なのは、そもそもそんなバー
チャル空間で延々と喧嘩をやり合うような
状態にならないようにすることなのです。
具体的には、活字のやりとりで喧嘩のよう
な状態になったと感じた場合は、できるだ
け早めに電話(or対面)に切り替えて、口
頭でそのこじれた話を続けた方がいいです。
リアルでよく知っている人と活字でバトル
になるなんてことは、当然頻繁にあるよう
な話ではないと思います。
が、だからこそ、そういう状況になったと
きには細心の注意が必要なのです。
もしそうなってしまった場合は、「電話で
(会って)話そう」と言って、多少無理し
てでも、電話か対面に切り替えることを
おすすめします。
それで問題が解決するかどうかは内容次第
でしょうが、少なくともそのまま活字で
バトルを続けるよりはずっといい結果にな
る可能性が高いです。
リアルで知ってる相手とそんな“活字の喧
嘩”のような状態になりかけたら、今回の
話を思い出してほしいと思いますね。
それではまた。