- 2015-10-8
- 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する食事法
こんにちは、中西です。
前々回、前回と
【 勉強のパフォーマンスに
プラスの影響を与える食材 】
について解説しました。
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今回も食べ物シリーズの続き。
私はふだんの食生活の中で、
摂取できているかを常に意識している
栄養素が1つあります。
その栄養素は現代の食生活では
ちょっと油断していると
不足してしまいがちな栄養素で、
かつ、不足状態が続いてしまった場合、
体の中でけっこう危ないレベルで
マイナスの影響が出てしまうからです。
その栄養素というのが、
【 亜鉛 】
です。
これ、人間にとって非常に重要な栄養素ですが、
ふだん意識されている人は
どれくらいいるでしょう?
あなたはどうでしょうか。
人間の体は「亜鉛不足」に陥ると、
様々な機能がおかしくなっていきます。
亜鉛不足と聞いて、私が個人的に
真っ先に頭に浮かんでくるのが、
「味覚障害」「疲れやすい」「精力減退」
といったあたり。
この3つだけでも、もう結構ヤバイですよね(゚д゚lll)。
ほかにも亜鉛不足になると、
以下のような症状が現れます。
当てはまる項目がないか
チェックしてみてください。
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<亜鉛不足チェック>
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1 最近、やたらと疲れやすい
2 視力が落ちてきた
3 抜け毛が増えた
4 貧血を起こしやすくなった
5 皮膚がかさかさしやすい
6 爪が変形してきたり、伸びるのが遅かったりする
7 食べ物の味が薄く感じられることがある
8 ケガをすると治りが悪い
9 (男性なら)最近、急に精力が落ちた
10 (女性なら)生理不順だ
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(出典:healthクリニック「あなたも危ない!亜鉛不足が招く危機」)
1~10をみると、全体的に
生命力が弱っていく感じですね。
当てはまる項目が多かったら
少し危ないかもしれません。
ちなみに、亜鉛の役割はこちら。
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<亜鉛の役割>
————————————–
300種類を超えるさまざまな酵素
(体内での化学反応を助けるもの)
の活性化
病気の予防と回復
成長ホルモンの機能維持
皮膚の健康維持
視力の維持味覚
嗅覚の保全
唾液の分泌アルコール分解老化防止
————————————–
(出典:同上)
・・・すばらしいですね。
非常に多くの面で
体の機能維持に
貢献しているのがわかります。
免疫機能も高めてくれるようですので、
ようするに風邪を引きにくくもなります。
秋から受験直前期にかけて、
受験生はとても重要な時期に入っていくので、
風邪を引いたり体調不良に
なっている場合ではありませんからね。
亜鉛は肉類、野菜、魚介類、豆類、穀物など
様々な食品に含まれていますが、
とくに亜鉛が多いことで有名なのは
牡蠣(かき)
です。あとは牛肉。
ついでに書いておくと、
ほかはこんな感じ
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卵黄、大豆、納豆、きな粉、豆腐、
うなぎ、チーズ、レバー(豚・鶏)、
そば、ゴマ、緑茶、抹茶、カシューナッツ、
アーモンド・・・などなど。
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先日
として紹介した大豆は、亜鉛も豊富なわけです。
素晴らしい食材ですねヽ(´▽`)ノ
さらに細かい食材ごとの含有量などに
興味のある方はご自身で調べてみて下さい。
ちなみに、私は食事でも
亜鉛を意識していますが、
食事で亜鉛が不足した場合も問題ないように、
最近は一応サプリメントでも摂取しています。
有名なDHCの亜鉛サプリですが。
非常に評判もよく、値段もお手ごろで(2か月分で600円くらい)、
プラセボ効果かもしれませんが
それなりに実感もあるので、
個人的にはなかなかいいサプリだと思います。
亜鉛は想像以上に体の健康維持に
影響を与えている栄養素です。
不足すると上記の通り疲れやすくなったり、
風邪を引きやすくなったり、
受験生活においてロクなことがありません。
健康的に受験生活を送ってくためにも、
亜鉛がとれているかを
頭の片隅でも意識しておいた方がいいですね。
とくにファストフードとか
カップ麺などをよく食べる人は、
亜鉛が不足しがちなのでご注意を。
それではまた。
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