- 2015-10-6
- おすすめ記事, 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する食事法
こんにちは、中西です。
今回は、珍しく特定の食材について。
毎日の受験生活を
密度の濃いものにしていくためには、
「食生活」
の管理はとても重要な要素です。
理由は簡単で、
「何をどう食べるか」によって、
勉強のパフォーマンスに
大きな影響を与えるから。
ただ、それはあくまで食事の内容が
体調や健康状態に影響を与える
ということであり、
直接的に脳にプラスの影響を与える成分が
含まれる食べ物というのは少ないです。
たしかに脳の“エネルギー源”としての
ブドウ糖はありますが、
これは基本的にどの食べ物を食べても
「糖新生」というメカニズムで
ブドウ糖を作り出すので、
まあ何を食べてもその点では同じなのです。
ところが、実は1つ、
例外的に
「脳にプラスの影響を与える」
とハッキリ認められている成分が
含まれている食べ物があります。
その成分というのは、
「アセチルコリン」
と呼ばれる神経伝達物質。
マウスを使った実験では、
脳内でこのアセチルコリンが増えると、
【 記憶力が向上する 】
ことがわかっています。
・・・・おお!
記憶力が向上って、最高やん!
なんだか汗が吹き飛んでしまいそうな
涼しげなネーミングだけど、
こりゃ受験生はもうアセチルコリンを
積極的に取らなきゃね!ヽ(´▽`)ノ
そのアセチルコリンをどうやったら
脳内で増やせるかというと、
“ある食べ物”
を食べればいいだけです。
つまり、その食べ物は、
世に多くの食べ物がある中でも、
とくに脳科学的に
「頭を良くする食べ物」
と言えるのです。
その受験生が毎日のように積極的にとるべき、
素晴らしい食べ物というのが、
「キャビア」
です。
そう、あのとんでもなく高額の
キャビアなのです!
この高額なキャビアを毎日食べるのが・・・
・・・あ、すいません、
ブツブツ感が似ているので間違えました。
キャビアではなく、
その受験生に積極的におススメできる
脳にいい食べ物というのは、
【 大豆 】
です。
そう、大豆といえば
「豆腐」にもなれば、
「納豆」にもなり、
「味噌汁」にもなるし
「豆乳」にも、「おから」にも、
「油揚げ」にもなる、
そして絶好調のときには
「納豆ご飯+油揚げと豆腐入りの味噌汁」
という、ようするに
ただ大豆を食べているだけの料理に
・・・・そんなさまざまな食べ物に千変万化しまくる
あの摩訶不思議な食べ物、
「大豆」
こそが、脳内のアセチルコリンの
補給源になるのです!
まあ厳密にいいますと、大豆の中の
「大豆レシチン」
という成分がアセチルコリンを生成するため、
【 大豆を食べてアセチルコリンの
分泌量が増えると、記憶力が向上する 】
という脳の仕組みです。
ついでにいいますと、
認知症の患者さんにはこのアセチルコリンが
著しく少ないこともわかっています。
だから簡単にいえば、
大豆を毎日積極的に食べていると、
頭が良くなるし、
認知症の予防にもなる、
ということですね。
大豆というのは
健康にとてもいい食品として
一般的にも認知されていますが
(とくに中西が大好きな納豆)、
実は
「頭にいい食べ物」
でもあったわけですヽ(´∀`*)ノ。
ただし、今回の話は、
私は短期的な記憶力アップのノウハウとしては
話しておりませんので念のため。
学習における記憶力アップの影響というのは、
たとえば同じことを何度も繰り返す
「反復学習」
など、食べ物よりも、
実際に学習効率を高める方法論の方が
影響が大きいです(当たり前)。
ですが、大豆には上記のとおり
脳にいい影響を与える、いわば
「脳を健康にする」
作用があるのは間違いないわけですから、
その情報を頭に入れて、
勉強(を含む生活上のすべての行動)
の土台となる脳を長期的に健康に保つ
ための知識として覚えておいてください。
受験生にとってはもちろん、
一生において「脳の健康」ほど
重要なものもありませんからね。
よかったら大豆を食べながら、
今回の話を覚えてもらえると
記憶にも残りやすいと思われます(笑)
それではまた。
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