- 2015-8-5
- おすすめ記事, 受験を突破する生活習慣術, 夏休み・冬休み・春休みの勉強法
こんにちは、中西です。
夏休み入ってしばらくたちますが、
一日中自由に時間が使える状況の人に、
とくに注意しておいてほしいことがあります。
それは、
【 学校に通っているような生活リズム感 】
があるかという点です。
学校に通っているときというのは、
嫌でも強制的に起きて家を出て、
学校に到着して、午後まで授業を受け、
夕方~(部活がある場合は)夜に帰宅
・・・・という生活リズムが出来上がっています。
普段はあまり意識していないと思いますが、
この一定のリズム感がある
規則正しい生活というのは、
実は自分で思っている以上に
心身の調子を整えてくれているのです。
よく土日に夜更かししたり、
土日の朝遅くまで寝ていたりすると、
週明けに調子が悪くなることがあります。
週末のわずか2日でも、そこで
生活リズムが崩れてしまうと、
それが後々まで尾を引いてしまうということです。
実際、
「土日に朝遅くまで寝ている生徒の多くは、
平日の午前中に眠気に襲われる」
という調査結果も出ています。
土日のたった2日間でも
調子が崩れるわけですから、
夏休みのような長期休暇においては、
生活リズムの崩れというのは
致命傷になりかねません。
まして“受験の天王山”であるわけですから、
ここでいくら自由に時間が使えるといっても、
その自由さに甘んじて、
日によってコロコロと生活パターンが変わるような、
一定のリズム感(規則正しさ)の無い生活を
送っていたらとても危険です。
とくにリズム感の無い生活をしていると、
本当はちょっとしか勉強していない日でも、
「今日もそこそこ勉強した気がする」
と勝手に都合よく感じやすくなります。
毎日の生活パターンが違うため、
他の日との比較がしにくくなり、
「勉強を一定量こなしたこと」
自体が脳内で絶対的に評価されやすくなるのです。
結果、必要以上に自分の勉強量を
高く評価しやすくなり、
知らぬ間にどんどん甘い基準で
自己評価を下していくことになります。
これはとても恐ろしいことですよ。
「規則正しい生活」というと、
なんとなくロボットみたいな感じですし、
真面目で堅苦しいイメージを持っている人も
いるかもしれませんが、
実際のところは、
「規則正しい生活」をしている受験生ほど、
高いエネルギーで勉強しています。
(まして長期休暇中はなおさら)
見落とされがちですが、
「規則正しい生活」だと
集中力も長時間維持しやすくなり、勉強量も増えます。
乱れた生活をしてそうなイメージの
作家や漫画家といった職業ですら、
トップに君臨している人たちは、
「規則正しい生活」を維持してますからね。
村上春樹とキングは小説界のトップですし、
秋本・荒木先生は、ともに30年以上人気漫画を
週刊連載されています。
確実に、彼らの創作のエネルギーは
「規則正しい生活」が大きな土台に
なっていることがわかります。
まあ一般的なイメージとは
異なるのかもしれませんが、実は
「規則正しい生活」こそが、エネルギーを生み出す
ということです。
長期的にパフォーマンスを最大化させるのも、
「規則正しい生活」なのです。
というわけで、受験の天王山を制覇したいなら、
夏休みでも
【 学校に通っているような生活リズム感 】
で毎日を送ってください。
これが時間が自由すぎる
受験の天王山を制覇するための、
最重要ポイントになります。
それではまた。