- 2022-12-26
- 受験を突破する生活習慣術
こんにちは、中西です。
今年も終わりに近づき、いよいよ1年で1番寒い時期になってきました。
この時期に注意しなければならないのが「冬季うつ」です。
冬季うつは誰でもなる可能性があります。症状はいろいろありますが、代表的なものとしては以下の通り。
・気分の落ち込み
・やる気がなくなる
・体がだるくなる
・集中力が著しく低下する
・雑用や家事ができない
・睡眠時間が長くなる / 眠気が取れない
・食欲が増す / 特に甘いもの・炭水化物
・活動量が低下。人と会うのも億劫になる
…こんな感じですが、ざっくり言うと、全体として無気力な感じになるわけです。
予防としては、まず、基本的な生活習慣(特に睡眠・運動・食事)を崩さないこと。
睡眠や食事は、崩れるとわりとすぐマイナスの影響が出るのでわかりやすいですが、運動不足は急には影響が出ないので、原因だと気づきにくい部分があります。
がっつり運動ができなくても、こまめな運動がいいことが研究で判明していますので、家の中でもいいので、まめに体を動かすのはお勧めです。
冬季うつは寒い季節に発生するので、なんとなく気温の問題と考えてしまいがちですが、冬の「日照時間の短さ」が関係していると考えられています。
つまり、冬は日が短くなるため、日光を浴びる時間が減ってしまうことで、脳内のメラトニン・セロトニンの分泌がおかしくなりやすいと言うことです。実際、冬季うつの治療でも、朝に日光を浴びる高照度光療法と言うのが行われています。
理想は、朝に外で日光を浴びることです。もし外に出るのが難しい場合は、窓からの光でも(外よりは低いですが)効果はあります。
さらに、窓からの光も難しい場合は、前にこのメルマガでも何度か紹介した「光療法ライト」がお勧めです。私が持っているのはこちら。
最初はあまり期待せず、とりあえず買って試してみたのですが、明らかに効果が実感できて驚きました。効果と言うのは、私の場合は「夜にしっかり眠くなる」ことです。(朝に光を浴びてから15時間前後でメラトニンが分泌されるため)
冬季うつは、日光の影響がかなり大きいので、もし午前中に日光を浴びない生活が続いて、調子が悪いと感じたら、なるべく午前中(特に朝)に日光を浴びるか、難しい場合は、光療法ライトを試してみてください。
値段も(商品によりますが)3000円程度とそれほど高くない割に、これで冬季うつが改善したり、生活パターンが規則正しくなって日中の調子が良くなるなら、コスパはかなり良いと思います。
それではまた。