- 2016-1-24
- OCPの関連記事, おすすめ記事, 受験の意味を考える, 受験を突破するマインドセット, 直前期の勉強法
こんにちは、中西です。
さて、先ほど別途メールで
お知らせしましたが、
本日より
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“コーチからの徹底的な個別サポート”
“全国の受験生仲間からの大きな刺激”
“目標を達成させる効果的な仕組み”
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によって、大学受験のラストスパートを
みんなで一緒に乗り越えて行く
【 大学受験ラストスパート・オンライン合宿 】
の募集を開始しました。
(募集期間:1月27日(水)24時まで)
くわしい話はすべて募集ページ
に書きましたので、
今初めて知ったという方や検討中の方は、
上記の募集ページをご覧ください。
本題。
私立大学を受ける人は、
試験日程にもよりますが
受験生活は残り数週間、
国公立大学を受験する人は
前期試験がメインとするなら
受験生活終了まで残り約1ヶ月。
というわけで、今年の大学受験が
最終ステージに突入しています。
この残り数週間~1ヶ月を
どうすごすかによって、
人生がとんでもなく大きく変わってしまう
のはもう説明不要だと思います。
第一志望のA大学に入学するか、
第二志望のB大学に入学するかで、
全く違う人生になるのは当然ですね。
受験生なら誰もが第一志望に
絶対合格したいでしょうし、多くの受験生は
「第一志望のA大学以外ありえない」
くらいに思っているはず。
その強いこだわりを持つことは正しいです。
何があっても結果(合格)を出すことに、
徹底的にこだわる。
そのために現実的な努力・工夫をして
合格する確率を極限まで高めていく。
この姿勢・マインドセットは
圧倒的に正しいのです。
そして、だからこそ今回私は
「大学受験ラストスパート・オンライン合宿」
を開催することにしました。
・・・が、しかしです。
あくまでその姿勢が“圧倒的に正しい”
ことを前提に、
私はあなたに
“もう一つ別の角度”
からこの最終ステージを見る視点も
持っておいてほしいと思っています。
“もう一つの角度”とは何か?
それは、この時期における
【 自分として完全にやりきった感 】
のとてつもない重要性の視点です。
これは今、真剣に「結果」に徹底的に
こだわり抜こうとしている
あなたにとっては、
とーってもぬるい言葉に聞こえるかもしれません。
ただ、このメルマガを読んでいる
読者さんなら
「結果」にこだわることに真剣なのは
もはや当然すぎて説明不要だと思うので、
あえて今回は
「プロセス」の重要性
について触れます。
「自分として完全にやりきった感」
というのは主観的・抽象的な表現ですが、
私が言いたい意味・ニュアンスは
わかると思います。
もう少し具体的にいうと
「自分の受験勉強に対する満足感」
「自分の努力に対する納得感」
です。
「そんな満足感があっても、
結果が伴わなければ全く意味がない」
というのは全くその通り。
・・・なのですが、実際のところ
受験の結果=「合否」
というのは運のような要素も多々あり、
実力が高いからといって
合格できるとは必ずしも限りません。
したがって、
すべての受験生がそうであるように、
あなたの最終的な結果も
どうなるかわからないのです。
まあ当たり前ですね。
つまり現実問題として、
誰もが合否の“否”になる可能性
も常にかかえているわけですが、
かりに否になったとしても
「自分として完全にやりきった感」
がある人は、
【 次につなげられる 】
のです。
これが実は、見落とされがちですが
超重要なことなので、
頭の片隅に入れておいてほしいのです。
嫌なシミュレーションですが、
勇気を持って一度想像してみてください。
もし最悪のパターンで
あなたの受験の結果が“否”になったとしたら?
万が一そうなったとしても、
今このもっとも大事な最終局面において
「自分として完全にやりきった感」
があったなら、
入学後にあなたはどう考えるでしょうか。
最初はいろいろくすぶっていたり、
マイナスの感情がわきあがったりするでしょう。
「なんで自分はこの大学にいるんだ・・・」
とか思うこともあるかもしれません。
が、少し落ち着いてくると
どういう思いが芽生えるかというと、
「自分は本当はこんなものじゃないはずだ!!」
という気持ちです。
場合によっては語尾に「舐めんなよ!!」
ぐらいの言葉が入るかもしれません(笑)
なぜそう思えてくるかというと、
自分の受験時代に対して
「自分として完全にやりきった感」
を持っているから。
「結果は否だったけど、受験勉強では
自分なりに完全にやり切った。
それだけは間違いなく自信がある。」
という強い思いがある人は、
自己イメージが激しく上がっています。
よって心の中にあるその「自己イメージ」と
「現実の自分」に強い
“違和感”
を感じるようになるのです。
そして、あなたの心はその強い“違和感”を
取り除くためにバランスを取ろうとします。
自己イメージにおける“違和感”を取り除き、
バランスを取る方法は
2パターンしかありません。
1、「現実の自分」に「自己イメージ」を近づけるか、
2、「自己イメージ」に「現実の自分」を近づけるか、
です。
そしてそのとき、あなたの心は
必ず2を選ぶことになるでしょう。
なぜなら、受験時代に
「自分として完全にやりきった感」
を持っている人が、
1を選ぶ(=自己イメージを現実に合わせて低くする)
ことに耐えられないからです。
結果、あなたはその“違和感”を取り除くために、
何らかの新しいチャレンジ
をすることになるでしょう。
もしそのとき、そのチャレンジに
ライバルがいたなら、
ライバルとは比較にならないくらいの
強いエネルギーを持ってその
チャレンジにのぞむことができるでしょう。
最終的にあなたは、
中長期的な時間軸においては、
必ず何らかの形で満足のいく自分の人生を
手に入れることができるようになります。
その元をたどっていくと、
受験時代の
「自分として完全にやりきった感」
に行き着くのです。
・・・・以上、
途中まで嫌なシミュレーション
だったと思いますが、
今この受験の最終ステージにおいて
「自分として完全にやりきった感」
を持つことが、中長期的に見たときに
どれほど重要な意味を持っているかについて、
なんとなく理解いただけたでしょうか。
上記の心の流れは、私の推測というよりは
ほとんど必然的に導き出せる流れなのです。
実は心理学的にもはっきり認められるもので、
この“違和感”を心理学用語でいうと
「認知的不協和」
というものになります。
この「認知的不協和」は
いい意味でも悪い意味でも起こりえるものですが、
「自分として完全にやりきった感」
を持った人の、その後の人生における
「認知的不協和」は、
間違いなくいい意味でのそれです。
というわけで、
この大学受験のラストスパートは、
「結果」としての合格に徹底的に
こだわり抜いて勉強を進めるのはもちろん、
もう一つの側面として、頭の片隅で、
最悪どっちに転んでも
中長期的には必ず勝利をおさめられるように、
「自分として完全にやりきった感」
を持って毎日をすごし、
ここから先の最終ステージの時間を、
心底納得行くレベルで
有効に使い切ってください。
そのための“圧倒的に有効なシステム”として、
今回の「オンライン合宿」を開催しています。
今回の話の意味を理解して頂いた人は、
ぜひこの合宿もうまく利用し尽くして、
“最高の結果”も“最高のプロセス”も
両方手に入れてほしいと思いますね。
それではまた。