- 2016-8-9
- 勉強のやる気アップ法, 勉強の集中力をアップさせるテクニック, 受験を突破するマインドセット
こんにちは、中西です。
これは受験生に限らず誰にでも当てはまる
ことですが、
人間は自分の中の「当たり前」の基準があり、
基本的にはその「当たり前」の基準の中で
日々生きています。
たとえば、
「夏休みなら1日○時間勉強するのが当たり前」
「1日にこれくらいの勉強量をこなすのが当たり前」
「勉強するときはこれくらいに集中するのが当たり前」
「休憩はこれくらいやるのが当たり前」
「テレビは毎日これくらい見るのが当たり前」
「お菓子は毎日これくらい食べるのが当たり前」
・・・といった感じで、多くの場合あまり
強く意識はしていませんが、自分の中の
「当たり前の基準」
が存在していて、その範囲の中で
毎日の生活を送っているわけです。
ところが、その「当たり前の基準」という
のは、あくまでその人の中の基準ですから、
他人から見たら、いい意味でも悪い意味でも
「非常識な基準」
になることが少なくありません。
他人から見て「この人はなんて高い基準で
生きているんだ(゚д゚;)」と思われるなら
いいですが
悪い方になると、多くの人から見て
「レベルの低い当たり前の基準」
で生きていいて、しかもそれに全く
気づいていないということもあります。
こういう、
「知らぬ間に低い基準で生きていた(。´Д⊂) 」
という事態を防ぐためには、
「高い基準で生きている人」
となるべく時間をともにすることですね。
たとえばこの時期なら、
「俺、毎日最低でも12時間は勉強してるよ」
と当たり前のようにいう友人が近くにいると、かりに自分が
毎日10時間近く勉強していたとしても
「まだまだ彼には負けている」と思えます。
逆に周りの友人が6~7時間しか勉強
していなかったら、「俺もけっこう
頑張ってるな」と思えてしまいます。
基準は「勉強時間」に限りませんが、
どの基準にしても「高い意識を持って
勉強している人」が近くにいるかどうかが、
あなたの勉強のパフォーマンスにも
受験の結果にも相当大きく影響するのです。
だから“完全に一人っきり”で周りに誰も
いないような状況で勉強を続けるのは、
自分の基準が知らぬ間に下がっていく
危険性が高いので、あまり良くないと
いえます。人間は誰でも易きに流れがちなので。
また、周りの基準が低い場合も、
その周りの基準が伝染してしまうので
危険です。
したがって、基準が知らぬ間に低くなる
のを防ぐためには、高い基準で生きている
人となるべく接すること、一緒にいること。
これがポイントになります。
その意味でいうと、私が運営している
オンライン自習室も、いつも高い意識で
勉強している人の「生の姿」を映像で見る
ことができるので、自然に自分の基準も
上がっていきます。
おまけに「生の姿」ばかりか、その人たちの
「長期的な目標」も「日々の目標」も
「宣言」も「達成状況」も
見ることができるので、高い基準で刺激を
受け続けることが可能になるのです。
物理的な空間では各自が一人で勉強している
のに、オンライン空間ではみんなで勉強して
いる。こんな不思議な状態になります。
もはや何がリアルで何がバーチャルかなんて
いう境界線もよくわからなくなっています。
ネットが現実を変えてしまっているわけで、
よく考えたらすごい時代やなと(゚口゚;
というわけで、後半宣伝になってましたが(笑)
誰もが気づいている・いないは別として
自分の中の「当たり前」の基準の範囲内で
生きているので、
その基準が知らないうちに低くなって
しまわないように、常に「高い基準」を
強く意識しておくのが大事ですね。
また、リアル・ネットを問わず、そういう
高い基準の人たちがいる環境に、できるだけ
身をおくことが、受験を乗り越えるには
重要になります。
「勉強の集中力」というのは、そういった
無意識レベルの“当たり前の基準”からも
生成されているわけです。
それではまた。