※以下の記事は当会メルマガにて配信されたものです。
こんにちは、中西です。
本日は日曜日ですので、恒例の雑談系ネタで。
(このメルマガは日曜日は雑談系になることが多いです)
このメルマガの読者さんの多くは、日々何らかの勉強をされていると思います。
ではなぜ勉強をするのかと言うと、 究極のところ「より良い仕事をするため」ではないでしょうか。
大学受験も、もともとは「いい大学に合格すれば、いい会社に入れて、いい人生が送れる」という、 高度成長時代のロールモデル(厳密に言うと単なる共同幻想)が今まで続いるわけです。
つまり「いい大学に入る⇒ いい会社に入れる」という前提で成り立っていたシステムであり、
それは突き詰めると「勉強すること」と「いい仕事をする」ことに、一定以上の相関関係があるという暗黙の了解が存在しています。
資格試験になるとより顕著で、資格を取るための受験勉強で学んだことが実務で活用できることが多いので、「勉強すること」と「仕事をする」ことが、限りなくダイレクトにつながっているといえます。
何が言いたいのかというと、要するに「勉強すること」と「仕事をすること」は、ほとんどの人にとって切っても切り離せない関係にあり、最終的には何らかの形でつながっているということです。
ということは、勉強するにあたって、「仕事」というものに対する理解を一定以上深めておく必要があるということになります。
この辺りの「仕事」というものに対する理解(自分なりの「仕事観」)を深めることをすっ飛ばして、 目先の合格とか、目先の就職活動みたいな、今すぐやらなければならない緊急性の高いことばかり追いかけていると、
かなり高い確率で近い将来、精神的に行き詰まることになると思います。
ではどうやって、「仕事」に対する理解を深めればいいのか。
正直その方法はたくさんあると思いますが、「本から学ぶ」のは有効な方法のひとつだと私は考えています。
ただ仕事の理解を深める本と言っても、古今東西、あらゆるテーマで、無限と言ってもいいぐらいに出版されているわけです。
そんな中、最近出版された本で、 比較的読みやすく面白く読める本がありました。
社会人はもちろん、高校生や二十歳前後の若い人にも今後の世の中の動向を知る上で、とても参考になる本だと思います。それがこちら。
まだ1週間ぐらい前に出たばかりの本ですが、 テーマが最近のベストセラー本の流行に沿っているのと、売れてる2人のコラボなのと、
内容的にもイラストが割とあって読みやすいので、この本はそこそこベストセラーになる気がします。
この二人が本書で言ってることが全て正しいとは全く限りませんが、 「仕事」というものに対する理解を深めるために、今後10年くらいのスパンで「仕事」において起こる可能性が高い話が網羅されていて参考になります。
ちなみに大学で働いている落合氏によると、「学校はいらない」「センター試験は無駄」となっています(笑)
このメルマガの読者さんには学校関係者の方も非常に多いですが、この本を生徒に勧めることができる度量のある先生が何人ぐらいいるでしょうかね。いずれにろ、学校や塾の先生にもおすすめです。
私個人的にはこの本に書かれていることを、大体そのまま実践して生きている感覚があるので、目新しさはありませんでしたが、共感できるところは大でした。
正直こういう本が出るたびに、世間で常識とされることを疑いまくり、捨てまくってきた自分の働き方が正しかったことが、年々どんどん証明されていくので笑いが止まらない感じです<(_ _)>
逆に常識や世間体に縛られて勉強してる人・働いている人にとっては嫌悪感を感じる本かもしれませんけどね。いずれにしろ自分の人生を選ぶのは自分。
とりあえず今回紹介している本は、今後「仕事」というものがどう変わっていくのかを把握する概要書としては分かりやすくていいと思います。
上のアマゾンのリンク先でも確認できますが、一応本の概要だけ転載しておきますね。興味のある方はどうぞ。
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内容紹介
自分次第で、未来は幸福にも絶望にもなる
●AIにポジションを取られる前に。動くのは、今だ
AI(人工知能)、仮想通貨、lLIFESHIFT、ホワイトカラーの終焉……。
10年後どころから5年先すら予期できない今、今の仕事、会社、社会、キャリアはどうなるのか。
今世界で最も注目される日本人研究者落合陽一氏と、圧倒的な行動力で時代の最先端を走り続ける堀江貴文氏が、お金、職業、仕事、会社、学校など、今考えられる新たな社会の姿を余すところなく語ります。
●イラスト入りで、50近くの職業の未来を分析
AIでなくなる職業が話題になりましたが、本書では、「消える職業」「生まれる職業」など含め、50近くの職業の未来を紹介。
視覚的にも見やすいので、将来を考える10代の方から、自分の仕事で次の一手を探したい方まで幅広く読んでいただけます。
●希望か絶望か! ? すべて自分次第で決められる
今後、今のようなかたちの仕事や会社はなくなるかもしれないが、それを希望とみるか、絶望とみるかは、すべて自分次第。新たな世界で、自分なりのポジションをとっていくための生き方のヒントも収録しています。
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それではまた。