- 2018-2-7
- おすすめ記事, その他・雑談, 受験を突破する健康管理術
こんにちは、中西です。
ご存知の通り、インフルエンザが全国で猛威を振るっております(°□°;)
うちの姪っ子・甥っ子の小学校でも1週間くらい学級閉鎖になったそうな。
患者数のピークはすぎた感はありますが、まだまだ油断できないです。
受験生にとっても本当に油断できないインフルエンザですが、その予防法はいくつか存在しているので、受験生は極力それらの対策をしておく必要があります。
医師専用コミュニティサイト「MedPeer」が医師1,000人を対象に行ったアンケートによると、医師たちが考える「最も効果があると思う対策」は次の結果になっています。
1,手洗いをする 639
2,人混みに行かない 625
3,睡眠・休養をとる 528
5,予防注射をうつ 457
6,加湿をする 308
(右の数字は回答者数)
・・・ということで、「手洗い」が医師の皆様が推奨する予防法の1位となりました。
インフルエンザの場合、飛沫感染よりも、ウィルスがついた手で鼻や口に触れてしまうことによる接触感染によって起こることが多いようです。
「接触?患者と接触なんてしてないよ」と思った方もいるかもしれませんが、メカニズムとしてはこうです。
感染者がくしゃみや咳を手で押さえる
↓
その手で周りの物に触れて、ウィルスが手に付着
↓
別の人がその物に触って、ウィルスが手に付着
↓
その手で口や鼻を触って、粘膜から感染
(出典:首相官邸ホームページ)
ちなみに、よくある感染場所としては、ドアノブ・電車やバスのつり革・電灯のスイッチなどがあるようです。
ということで、予防策としてはできるだけ「手洗い」をすることが大事になります。
さて、ここで「あれ??」と思った人もいるのではないでしょうか。
そうです、上の回答の中に「うがい」が入っていないのです。
よく予防法としては「手洗い」と「うがい」がセットで語られることが多いですが、実は「うがい」はインフルエンザの対策としては意味がない可能性が高いです。
風邪の予防としては効果があるのですが、インフルエンザの予防に関しては科学的に証明されていないため、
最近は厚生労働省のホームページや資料からも、「インフルエンザを予防する有効な方法」の中から「うがい」が消えてしまっています(°□°;)
首相官邸のホームページを見ても、インフルエンザの予防策として「手洗い」はイラストつきでめっちゃ丁寧に解説されているのに、「うがい」なんてどこにも書いておりません(゚o゚;マジカ
それどころか、
「うがいは、一般的な風邪などを予防する効果があるといわれてますが、インフルエンザを予防する効果については科学的に証明されていません」
とはっきりと書かれています。
というわけで、厚生労働省も1,000人の医師たちも、インフルエンザの対策として「うがい」をまったく認めていないので、風邪の予防法と一緒くたにして「うがい」をしてた人は、「手洗い」のほうをより念入りにすることをおすすめします。
それではまた