- 2018-4-9
- おすすめ記事, 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは、中西です。
前回、前々回と睡眠関連のお話でした。
▼9時間睡眠で絶好調が手に入る説
▼ストレスで眠れなくなる人、眠くなる人
今回もこの流れで。
勉強において睡眠が重要だという理由は、睡眠不足になると「記憶力の低下」や「集中力の低下」をもたらすからです。
「記憶力」も「集中力」も、勉強のパフォーマンスを高める鍵となる2大要素ですが、その二つとも睡眠によって低下するわけです。
よって睡眠不足の状態は、勉強においては最悪な状態といえるわけですが、
もうひとつ、ちょっと意外なところで、睡眠不足は人間の体に大きなデメリットをもたらします。
睡眠不足のもうひとつのデメリット、それは「太る」ということです(;゚ロ゚)
一見すると「睡眠不足」は眠くなる状態ですから、それと「太る」ことが どう関係しているのかと思われそうですが、
「睡眠不足は太る」というのは科学的にはっきりと判明しています。
「食欲を抑制するレプチン」というホルモンがあり、睡眠不足になるとこのホルモンが減少することが分かっています。
また、胃で分泌される「食欲を増進するグレリン」というホルモンがあり、睡眠不足になるとこのホルモンが増えることも判明しています。
つまり睡眠不足になると、食欲を減らすホルモンが減少して、食欲が増えるホルモンが増加すると。
結果、睡眠不足の状態は食欲を止めることができなくなりやすいということです。
「食欲が旺盛になる」と言うとなんとなく健康的な感じがしますが、この場合の食欲増加はホルモンバランスが崩れた状態が引き起こしていますから、明らかに不健康な「食欲旺盛」と言えるわけですね。
というわけで、睡眠不足は太りやすくなりますので、ダイエットの観点からも、睡眠は十分にとっておかないといけないということになります。
それではまた。