- 2017-4-11
- おすすめ記事, その他・雑談, 効率的なノートの取り方, 勉強計画の立て方
こんにちは、中西です。
ここ最近、あるテーマについていろいろ情
報収集したり考えを巡らしていたのですが、
どうしても結論が出ずに困っていました。
なんだかんだで1週間近く答えを出せない
でいたと思います(>_<。)
ところが数日前、外を手ぶらで歩いていた
ときに、何となく
「久しぶりに紙とボールペンだけ持って、
カフェに行ってみようか」と思い立ち、
カフェのすぐ近くにあるコンビニに立ち寄
って、B5サイズのノート1冊と黒ボールペン
1本だけ買って、そのままカフェに入ってみ
たのです。
で、いろいろぐちゃぐちゃになっていた脳
内の情報や自分の考えを、ざーっとノート
に書き出していきました。
ノート上はきれいな字で整理整頓して書く
形ではなく、他人には解読しがたいレベル
の汚い字で、ガンガン脳内の情報を書き出
していったのです。
さらに書きながら考えを整理整頓していき、
途中で思いついたことは、そこにどんどん
メモしていきました。
といっても、ノート上に書かれてある字づ
らは、宇宙人が書いたかのような(笑)、
ひどく汚い字でした。
書いた内容の全体像も、パソコンのエクセ
ルやスマホのアプリなどで書いた場合とは
比較にならないほどぐっちゃぐちゃ。とて
も他人には見せられない“殴り書き”のよ
うな状態でした。
が、結果的にどうなったかというと、1週
間近くかけてまとまらなかったことが、わ
ずか30分で考えがまとまり、答えが導き出
されたのです(°□°;)
あまりにも早く解決できてビックリし、レ
シートと時計を確認してみたのですが、カ
フェに入ってから30分しか経っていません。
これには本当に驚きました。
何が言いたいかというと、「アナログ」の
持つすごいパワーです。
扱う情報がかなり多いテーマだったので、
私はその1週間はパソコンとポメラで情報
と思考を整理しながら考えていたのですが、
どうもうまく行かなかったと。
そこで久々に超アナログの「ノート1冊」と
「黒ボールペン1本」だけを持って考えを巡
らしたら、あっというまに脳内が整理され
て問題解決したわけですヽ(´▽`)/
ちなみにそのとき、ノートに書きながら、
もう感じてましたからね。
「あっ、この件、あっというまに答えが出るわ」と。
ノートにボールペンで書いていると、デジ
タル機器を使っているときとは、ぜーんぜ
ん違う脳の部位を使って考えを巡らしてい
る実感がハッキリとあるのです。
カフェでやったことは、思いついたことを
どんどん書き出すという「ブレインダンプ」
という手法なのですが、これをデジタル機
器でもやっていたはずなのに、驚きました。
同じことをアナログのノートと黒ペンでや
ると、ここまで違うかねと。
ようは「手の使い方」の違いが、「脳の使
い方」の違いとなって、アウトプットに大
きな影響を与えてしまう、ということです。
もちろん、パソコンやスマホなどのデジタ
ル機器で思考するのがダメなわけではあり
ません。
マインドマップ系の無料アプリなど非常に
便利な思考整理ツールも多数ありますが、
それで行き詰まっているときは、一度アナ
ログ方式で、シンプルに「ノートとペン」
を試してみて下さい。
受験生ならTodoリストをスマホで管理して
いてイマイチうまく行かない気がするなら
一度紙にTodoリストを書き出してみる、と
いったことですね。
時期的にこれから新しい目標を立てたり、
今後について考えを巡らしたり、何か大事
なことを決める人も少なくないと思いますが、
「デジタルに依存しすぎて調子が悪いときは、
一度アナログに戻ってみる」
というのは、問題解決における、意外と
重要な方法論の1つになると言えそうです。
それではまた。