- 2016-4-20
- 効率的な勉強法~基礎編~, 受験勉強のスタート準備, 受験生が陥る不安・焦りの対処法
<読者さんからのご感想>
私は受験失敗して、滑り止めの滑り止め
だったところ1つしか受かることができませんでした。
今まだ正直このまま進みたいと思えず、
明日販売の音声きいて自分でもう一度
考えてから浪人することを親にお願いするか、
そのまま進学するか最終決定しようと思っています。
受験自体は失敗したけれど、意識や経験値は
この1年で間違いなく上がったと思っています。
というのも、はじめは「大学なんて
行かなくても別にいいや」と思っていて、
夏あたりに「周りが大学いくから、とりあえず
受験するけどどこでもいい」と思っていたのですが、
中西さんのメルマガを毎日読んでいくうちに
気が変わりました。
受験終わった今もいい(と思われる)方向に
変わり続けています。
意識や考え方が変わったことで、本当に
やりたいことがはっきりしてきて
次こそこのメルマガで得た知識を実行に移して
本当に行きたかった大学で、本当に学びたい
ことを学びたいです。
(唯一受かっているところが全くちがう学部なので)
自分の中で志望校、志望学部定まったのが
出願の時期だったので色々遅すぎてしまい
間に合いませんでした。
思った通りにはならなかったけれど、
今までやってきた通りにはなり、悔しい
気持ちと妙に納得できる気持ちとでモヤモヤしています。
これほど人から影響受けることは初めてで、
しかもそれがいい影響なので中西さんには
感謝してもしきれません。ありがとうございます。
これからもメルマガ楽しみにしています。
拙い文で失礼しました。
瑠璃さん
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※瑠璃さん、ご感想ありがとうございました!
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こんにちは、中西です。
早くも4月が終盤に突入しました。
ちょっと前に4月に入って新年度になった
と思ったら、あっというまにもう終わりです。
私は受験勉強を有利に進めたい人は、
できればこの4月中~GW明けくらいまでに、
「選ぶ」「探す」
というフェーズ(段階)から卒業してしまう
のがポイントだと考えています。
受験勉強というのは、スタート時に
どこかの段階で、自分から主体的に
「選ぶ」「探す」という行為をする
必要があるわけです。
たとえば、どんな参考書を使うかを「選ぶ」、
本屋に行って自分に合う問題集を「探す」。
学校以外でも習うなら塾などを「探す」
必要がありますし、
そもそも一斉授業の塾に行くのか、
個別指導塾に行くのか、家庭教師をつけるのか、
通信添削でいくのか、ネットの授業にするのか
・・・を「選ぶ」必要があります。
さらに科目・分野ごとに、どんな自学自習の
勉強法をしていくのかも「選ぶ」必要があります。
そもそも自分はどこの大学・どの学部を
「選ぶ」のか。それを「探す」のも必須。
これらが決まらない限り、ずっと
「手探り」「模索中」「検討中」「考え中」
みたいな本腰が入らない心理状態のままで、
時間がどんどんすぎていきます。この状態はかなり危険。
前にも少し書きましたが、すべてが決まるまでは
「とりあえず、どちらにしろ必要な英語をやっておく」
「とりあえず、学校の勉強を中心にがんばる」
といった時間の使い方もあります。
が、それはあくまで受験勉強を本格的に
スタートする前の、その場しのぎの代替案なわけです。
その状態が長引くほど、リスクが高まって
いくのは当たり前。そんな「とりあえず」
の状態では、自分の本来の試験勉強に
フォーカスできていないわけですから、
その期間が長引くほど合格できる確率が
低下していくのは必然なのです。
だから、いかに早く「選ぶ」「探す」
といった状態、端的に言うと
“迷っている”
状態から抜け出せるかがポイントになります。
その抜け出す時期が4月の人と、6月の人と、
夏休みの人と、9月になった人とでは、
もともと同じ実力で同じ志望校になったとしても、
結果が全然違うものになる可能性が高いのは
言うまでないですね。
何でもそうですが、“迷っている”と
チャンスを逃すことが多いです。
いつまでも迷い続けていると、
勝てる勝負も勝てなくなりますから
ここは要注意。
早く受験勉強の
「選ぶ」「探す」「検討中」
のフェーズから抜け出して、
心に迷いがなく、
本腰を入れて淡々と勉強に集中できるモード
になれるようにして行ってください。
そこまで行って、初めて受験の
スタートラインに立ったことになります。
それではまた。