- 2016-4-19
- おすすめ記事, 受験を突破する生活習慣術, 潜在意識・自己暗示の活用, 睡眠効率アップで集中力UP
<読者さんからのご感想>
不合格体験記となります。
私は部活を兼部しており、元々人より勉強時間が少なく、
時間管理も下手で、まともに受験勉強し始めたのは
最後の大会の終わった八月下旬からです。
そして、そこからやるしかないと
必死で一日13時間以上(隙間時間を含めると
15時間程度だったと思いますが)試験に
向けて勉強していきました。
(中略)
このブログを読み始めたのは二次試験二週間前でした。
自分の勉強方法は何かずれているんじゃないかと
ふと思い勉強方法について調べ、このブログに出会いました。
一度昔に勉強法の本を読んだことがあったのですが、
これは違うなと思い、所詮勉強法なんて個人個人で
違うもんな、もし、そんなもんがあるんやったら
皆どこでも受かるやんと思いました。
その事もあり、勉強法にはうさんくささを
感じていたのですが、このブログの記事は
的確に問題点をあげていて、分かりやすく、
こういう視点で勉強計画をたてて、
勉強すればよかったのか…
もう少し早く知りたかったとおもいました。
ブログの記事で一番この視点は自分になかったと
思ったものはエネルギーの有限性と
自制力(意志力)の有限性という視点です。
いままでは、勉強できないのは時間が足りてないからや、
忙しいからやというのは言い訳だとおもっていたのですが、
これはそういう視点を持たずに
なにも計画性なく、時間が空いてエネルギーが
残ってたら勉強しよかみたいな
考えをしていたのが原因なのだと思いました
今までは細かい計画などせず、チェックリストも
作らずに過ごしてきたので、浪人中は
このブログの記事に書いてあることを実行して、
来年はブッチギリで合格します。
浪人生 K大学志望 350君
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※350君、不合格体験記とご感想、ありがとうございました!
こんにちは、中西です。
現在OCPで個別にコーチングをしている
ある資格受験生の方が、先日以下のような
報告をしていました。
興味深い内容だったのでシェアします。
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毎日寝る前に瞑想するので、
朝起きてすぐ勉強だと本当に頭が空っぽで
集中できます。
そういう意味でも、朝勉強は雑念のない
すっきりした頭で集中できていいなと思います。
「睡眠の後は記憶の整理が行われている
から知識が頭に入りやすい!」
という単純なものではないのだと思う今日この頃。
そういう意味でも朝勉強がおすすめ
なのかもしれません。
(中略)
どれだけ集中した時間を確保できるか
にかかっていると思います。
完全に朝へシフトし、
「夜は一切やらないで早く寝る!」
が理想です。今の生活でそれが可能か、再検討!
——————————
・・・という内容。
どこが興味深かったかというと、
「寝る前に瞑想をしておくと、
朝起きたときに頭の中が雑念のない
空っぽの状態になり、勉強に集中できる」
という部分。 つまり、
「寝る前の心理状態」=「朝起きたときの心理状態」
という形で、寝る前と起きた後の心理状態に、
一定以上の相関関係があることが
実感としてわかると。
実はこの話については、少し前に
別の事例でご紹介したことがあります。
とくに「自己覚醒」(寝る前に「明日の朝は
○時に起きる」と強く念じることで、
その通りに起きる起床法)は、まさに
「寝る前」の状態と「起きたとき」の状態が、
夜の時間をワープするかのようにつながっていて、
起床時刻に影響を与えるテクニックでした。
よく「1年の計は元旦にあり」をもじって、
「1日の計は朝にあり」なんてことも言われますが、
上記のような事例を考えると、
「1日の計」は朝ではなく、より厳密には
「前日の寝る直前にあり」と言えそうです。
最近暖かくなってきて朝もかなり起きやすく
なってきていますが、朝から雑念の無い
スッキリした気持ちで快適なスタートダッシュ
を切りたい人は、
「前日の寝る前」から意識して自分の
心理状態に注意を払い、瞑想や深呼吸などで
心を落ち着けてから寝た方がいいですね。
それではまた。