- 2016-1-30
- おすすめ記事, 効率的な時間管理術, 受験を突破する生活習慣術
こんにちは、中西です。
受験生なら誰でも知ってる
“あの定番の暗記ツール”
がついに進化するそうです。
今日はそんなニュースから。
▼暗記定番ツールが進化
「チェックペン-アルファ」を発売、ゼブラ
http://www.jukenst.com/news_aQ7ZO5AmJM.html
(受験情報ステーション)
ご存知、チェックペンというのは、
緑の下敷きと赤ペンで
暗記したい部分を隠すアレですね。
私も受験時代にお世話になりました。
1982年から販売開始して
なんと35年くらい売れている
ロングヒット商品のようですが、
こちらのチェックペン、
使った人はわかると思いますが
こんな課題がありました。
「薄い紙に書くとインクが裏面ににじむ」
「マーカーの色が濃すぎる」
「キレイにマークできない」
今回の進化版チェックペンは
これらの課題をすべて解決して、
一気に使いやすくなったうえに、
「インクの色を赤・緑以外にも
ピンク・青を追加して
4色から選べるようになりました。」
とのこと。
・・・おお!ピンクと青が追加とな!
1月25日から全国の文具店で
販売スタートしてるようなので、
受験のラストスパートを使いやすい
進化版チェックペンで乗り越えたい人は、
文具店にレッツゴー!
本題。
前回・前々回と、
このラストスパート期において
1日の勉強量を最大化させる
コツについてお話しました。
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つまり
1日の勉強量を最大化させるには、
集中力のゴールデンタイムである
「午前中に絶対やらないこと」
をまず決め、
さらに各タスクにかかる
「エネルギーの消耗量」
をざくっと見積もった上で、
実行するタイミングを考える
・・・ということでした。
この根底には
「有限である1日のエネルギーを、
いかに効率的に・無駄なく使い切るか」
という考え方がベースにあります。
この視点で前回は
「エネルギーの消耗量が多いもの
=心理的に重いもの」
にフォーカスを当ててお話しました。
しかしいっぽうで、そこまで
ハッキリと自覚がないのに、
知らないうちにエネルギーを
消耗してしまっていることが
少なくないのです。ここ要注意。
そういった
【 自覚がないままエネルギーを
消耗してしまう“行為” 】
は、前回のようなハッキリと自覚がある
「心理的に重いタスク」
とは違って、自覚ができない分
たちが悪いと言えます。
そういう
“無自覚にエネルギーを消耗する行為”
によくよく注意しておかないと、
気づいたときには
「あれ?なんか俺、もう疲れ切ってるやん」
という状況になって、勉強する気が
失せてしまうこともあるからです。
そんな
“無自覚にエネルギーを消耗する行為”
の典型は、
「選ぶ」
ことですね。
「選ぶ」とは、たとえば
朝起きたときに今日着る
上下の服・下着を選ぶ、
何を食べるかを選ぶ、
今日どんな勉強をするかを選ぶ
・・・といったこと。
Todoリストの作成も、私が今まで何度も
朝イチよりも前夜を推奨してきた
理由の1つが、この
「朝に“選ぶ”ことで
午前のエネルギー消耗を避ける」
ため。
詳しくはこちらに書きましたので、
興味のある方はどうぞ。
あとは、
「単純作業」や「やり残しが無いかを考える」
ことも、たいした行為じゃないのに
エネルギーを消耗しやすいです。
だから、
ルーチン作業
(朝出かけるときの持ち物チェックなど)
については
「チェックリスト」
を作って、無駄に考えないようにするのが
エネルギー消費を抑える
ポイントになります。
ちなみに、私が出かけるときは、
ノートPC、マウス、マウスパッド、
スマホ、モバイルwifi、
各種充電池・予備バッテリー、ポメラ、
IC、各種コンセントなどなど、
数々のメカニカル?なものから
アナログなものまでカバンに入れて
持って行きますので、
これをいちいち頭の中で
「あれは入れたか?」
なんて考えていたら、それだけで
無駄にエネルギーを消耗してしまうわけです。
こういう消耗を極力避けて
脳内のエネルギーを温存しておくには、
チェックリストが必須。
まとめると、
▼「選ぶ」のを極力やめる
ように工夫する(とくに午前)
▼「チェックリスト」で考えないようにする
といった形で、
——————————————
「無自覚なままエネルギーを消耗する」
行為を無くす仕組みを、事前に作っておく
——————————————
ことが、勉強に最大限集中するために
非常に重要なコツになるわけですね。
それではまた。
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