- 2016-12-14
- 人間関係・友人関係, 受験が終わった後について, 受験の意味を考える, 受験生が陥る不安・焦りの対処法
こんにちは、中西です。
もう4年以上このお菓子を
食べてない気がしますが、
どうやら今は受験生向けに
絶賛キャンペーン中のようです。
<今日のニュース>
▼キットカットの受験生応援キャンペーン、
ネスレよりLINEにメリットが多いと思うわけ
http://news.mynavi.jp/articles/2016/12/14/kitkat/?rt=top
体にいい生姜を入れた「ジンジャー味」
まで出てるんですね。素晴らしいです。
出典 https://nestle.jp/brand/kit/juken2017/products/
個人的に気になったのですが、
「自然発生的に合格祈願の験担ぎとして
認知されたチョコレート菓子のキットカット。
今では受験生の2人に1人がキットカットを
贈るまでになっているという。」
・・・・え!?
「受験生の2人に1人」がキットカットを
贈るまでになっている
ってマジっすか!!Σ(゚Д゚;)
これはほんとうに勉強不足でした。
全然知らなかったです。
ちなみにセンター受験生は40万人ですから
大学受験のセンター試験の受験生に限っても
今年も20万人がキットカットを贈りあって
いるようです。そんなにも大ブームとは
不覚にも全く知りませんでした(゚゚;)
個人的におもしろかったのが、
「90年代後半に九州から1月、2月になると
キットカットの問合せが増加。
“きっとかっとぉ”という九州の方言が
“キットカット”の音にマッチし合格祈願の
験担ぎになったのではないかという」
・・・「きっと」じゃあかんような気が。。(;´Д`)ノ
なお、記事のこの部分、
「確かに辛いときの記憶は強く残る。
そうした場面で心を支えてくれたものは、
後々、同じチョコレートでも、
キットカットを選ぶ理由付けになるだろう。
懐かしんで口に含んでみたくなることもあるはずだ。」
・・・実は今回の本題は、この
「辛いときの記憶は強く残る」
と関連した話になっています。お楽しみに。
このブログの読者さんが
みんな受験にきっと勝っとぉー!!
・・・ってやっぱ「きっと」じゃ弱い気が。。。
本題へ。
12月も中旬に入って、大学受験生は
センター試験までいよいよ残り1ヶ月
という時期に来ました。
ここから本番までの1~2ヶ月は、時間的に
余裕が無くなって精神的にも切羽詰まって
くる時期なのですが、
試験とは全く別の視点で1つ重要な
アドバイスをしておきますと、
こういう余裕が無くなってきたときほど、
「友達」を大切にしておいたほうが絶対いい
ということです。
学校や塾の先生がわざわざこんな話をしな
いと思いますが、「今周りにいる友達」と
の関係性は、人生においても明らかに重要
な人たちなのに、
この時期になると悪気がないまま軽視して
しまいがちな部分なのです。
自分に余裕が無くなってくると、当然の
帰結として、周りに対する配慮の気持ち
などは相対的に低下していきます。
私自身も受験生のときに周りの友人や家族
に配慮する余裕もなかったですし、受験生
の直前期ならそれはある意味仕方ないこと
ともいえますが、
だからといって、その関係性や交流・配慮
などを極端に減らしたり0に近いくらいまで
自分の中の重要度を落とすのはとても危ないです。
切羽詰まって自分に余裕がなくなってきた
ときほど、その人の本性が出やすかったり
します。
一般的に家族はたいがい温かく見守ってく
れることが多いですが、この時期に友達と
の関係性を邪険に扱ったりしていると、
その友達はだいたいそういう反応をしっか
り見ていますからね。
逆にこういう大変な時期に、周りの友達に
いろいろ配慮したり、(内容は何でもいい
のですが)何か話しかけたり、気にかける
言葉などを自分からちょっとかけていたりすると、
それも友達はしっかり見ていて、あとあと
まで覚えていたりするものです。
こういうある種逆境の時期に、一緒に励ま
し合っていく関係性を築けると、その関係
は一生忘れがたい関係になります。
卒業して進路が別々になったとしても、
しばらく疎遠だったとしても、そういう
大変な時期に何がしかの交流のあった友人は、
自分にとっても相手にとっても、一生大切
な友達になりやすいのです。
「こんな時期に友達の事なんて考えている
余裕は無い」と思った人ほど、思考の1%
ほどでもいいので、
友達を邪険に扱ったり疎遠になったりして
いないか、あるいはそう見えてしまってい
ないか考えてみてください。
ほんのちょっとした一言でも、久々に声を
かけてみるだけでも、相手は嬉しいもの
です。あなたがそうであるように。
また、そういった交流が目標に向かう
やる気にもつながることが科学的にも
認められています。
他人は自分が思っているより自分のことを
見ている部分がありますので、自分が大変
なときに周りに気を使っている人やちょっ
としたことでも声をかけてくれている人は、
信用されたり、長期的にいい関係を友人と
築けるようになりやすいのです。
こういう切羽詰まった時期だからこそ、
頭の片隅でもいいので、周りの人間関係も
すごく大切だということを忘れないように
してほしいと思いますね。
それではまた。